死ぬまでに見たい絶景として有名なウユニ塩湖。
真っ白な塩の結晶が広がる広大な大地、空と最も近くなれる天空の水鏡と呼ばれる絶景。
幻想的な夕日を映し出し、夜には宇宙にいるかのような圧倒的な光景!!
そんな魅力いっぱいのウユニ塩湖!
どの時期に行くのが一番楽しめるのか、真っ白な塩の大地、天空の水鏡はどの時期にみられるのか、どの絶景も同じシーズンに見れるの?
そんなウユニ塩湖のベストな時期や、水鏡の発生条件など、詳しく解説していきます!!
ウユニ塩湖ってどんな場所?

南米のボリビアの首都ウユニから車で一時間ほど走ると見えてくるアンデス山脈に囲まれた広大で真っ白な塩の大地、それがウユニ塩湖です。
標高約3,700m、日本で言うと富士山と同じくらいの位置にウユニ塩湖はあるんですよ。
ウユニ塩湖がそんなに標高が高いなんて、びっくりしました。
ウユニ塩湖の絶景を写真で見た時「天国みたいな場所だな~」って思ったのですが、まさに空に近い絶景なんですね。
ウユニ塩湖の見渡す限り真っ白な塩の大地は大昔アンデス山脈が海底から隆起した際に、大量の海水が山上に残ったためこの広大な塩湖が形成されたといわれています。
塩湖全体の高低差がわずか50cm以内で「世界で最も平らな場所」とも言われており、降った雨が流れることなく大地に薄く膜を張ることで湖に空を映し出すことで、まるで空に浮いているかのような壮大な景色をみることができるのです!!
また1年を通して暖かく、日本で言うと春のように暖かいのが特徴です。
ですが寒暖差が激しく訪れる際にはしっかりとした準備も必要になってきます。
日本とは違った環境、激しい寒暖差や高山病で体調を崩してしまう人も少なくないのだとか!
私はせっかくの旅行で楽しめずに残念な気持ちで帰ってきたことがあります。
そうならないために、ウユニ塩湖を楽しむために高山病の薬や防寒具などしっかり確認して旅行に出かけると
思い出のたくさん詰まったいい旅行にすることができますよ♪
ウユニ塩湖【水鏡】楽しむための時期は?

水鏡が有名でたくさんの人が訪れるウユニ塩湖ですがどの時期に行っても見られるわけではなく、雨季のシーズンに行くと高確率で【水鏡】が高確率で見ることができます!
雨季の中で【水鏡】が見やすい時期があるのでご紹介しますね。
雨季の中でもベストシーズンがある!
水鏡は雨季の中でも見られる確率が高い時期があります。
というのも雨季の前半12月~1月の前半は雨量が少なく、1月の後半~2月は雨季の中でも降水量が多くなります。
雨ばかり降っていても水鏡に映る景色はみることはできません。
なので水鏡を見る確率を高めたいときは1月後半~3月あたり(特に2月末から3月)がオススメです。
雨量がおおくなる雨季の中でも晴れ間をのぞかせることが少しでも多くなってくる、雨季の終わり掛けの時期に行けるといいかもしれません。
水鏡を楽しむためには気候の条件がある!!
空の景色を映し出す壮大な景色を見るためには、現地での条件が整わなければ見ることができません!
どんな条件が必要なのか確認しておきましょう。
条件①当日までに雨が降り、塩湖に水が溜まっていること!
ボリビアの気候はとても暖かく、日中は半袖で過ごせてしまうほど暖かいです。
また日差しが強いので、少し雨が降った程度ではすぐに乾ききってしまい水鏡ができません。
当日までにある程度のまとまった降水量が必要となります。
条件➁当日の天気が晴天であること
塩湖に水がたまっていても当日の天気が良くなければ水鏡になりません
青空を移す綺麗な水鏡には天気が晴れる、また天気が良くなった瞬間を狙うことがポイントです!
また晴れた青空だけではなく白い大きな雲と青い空の、コントラストがあると水鏡に映ったときに美しい光景がひろがります。
条件③風があまり吹いていないこと
せっかく塩湖に水が溜まり、空が晴れ上がっていても、風が吹くと水面がよれて、うまく空の景色を塩湖に映してくれません。
風がなく水面が揺れずに穏やかであることで水鏡が綺麗に空を写し取ってくれます!!
鏡張りを楽しみたければ現地のツアーがおすすめ!
ウユニ塩湖で鏡張りを楽しみたいツア-を申し込む際には、ブリサかhodakaでツア-を申し込むことをオススメします!
この2つの旅行社は日本人が水鏡を観光しに来ることをわかっているので、ウユニ塩湖に当日雨が少なく水鏡がなくてもウユニ塩湖の水鏡スポットを4WDで走り回って探してくれるのでオススメです!
ウユニ塩湖【塩の大地】を楽しむための時期は?

ウユニ塩湖は乾期と雨期で全く違う景色になります。
出来れば両方の季節を観光し楽しむことが出来れば良いのですが、なかなか時間を取ったり、旅費や予定の調整で簡単ではありませんよね。
水鏡だけではない、乾季の魅力も紹介します。
5~10月は乾季にあたり景色はガラッと変わります。
あたり一面真っ白な塩の大地が地平線の先まで広がり、雨季のウユニ塩湖とは全く違う一面を持ちこれまた絶景です。
またツアーに申し込むと車で移動するのですが、何もない白い大地を車で疾走する体験は快感です。
乾いた空気に真っ白な大地を疾走する気持ちよさは乾季にしか味わえません!
日本人には雨期の鏡張りの湖が人気ですが、実は欧米人にはこちらの方が人気なんですよ。
海外の旅行者がウユニ塩湖を訪れる目的の多くは、広大でどこまでも広がる真っ白な塩の大地を見に来るのだとか!!
また乾季の時期では快晴の日が多くなるので夜空いっぱいに広がるプラネタリウムの様な星空も見る事ができます。
しかも、乾季の時期にも運が良ければ塩湖に水がたまり、夜には水鏡に満点の星空が映し出され、まるで宇宙にいるかのような幻想的な景色に出会うことも出来る可能性もあります!
星空を眺める場合におすすめなのが新月の日です。
新月は満月とは逆で月が限りなく小さい状態のことをいいます。
満月だと月の光に照らされ満点の星空が照らされ魅力が半減してしまいます。
もし日程を決める際に候補に挙がるのであれば月の動きも調べて新月の日に、ウユニに宿泊できるように旅行に出かけたいですね。
雨季と乾季どちらにするか決められない方へ
どの時期も魅力的で悩んでしまいますよね!
日本ではウユニ塩湖と言えば水鏡のイメージが強く、空を映し出す絶景をみたり、写真に収めたい方が多いのではないでしょうか?
また雨季とは違う顔を見せる乾季の時期に出かけて、どこまでも続く真っ白な大地を前にすれば、普段のストレスもどこかへ吹き飛びそうですよね!!
もしこの記事をみて「雨季と乾季どちらの時期にしよう・・」と迷っているのであれば、真っ白な大地やインカワシ島を観光することが可能であり、鏡張りのウユニ塩湖も楽しめる可能性がある乾季をオススメします!
また乾季は天気が続くことが多いので夜には満点の星空が広がります。
水鏡が見れなかったとしても、たくさんの思い出づくりができる、乾季のウユニ塩湖はオススメですよ!
絶景は他にもたくさん!?
ラパスの夜景
これは雨季とか関係なく見れるオススメスポットで、町の明かりが夜景となってキラキラしていてとてもきれいです。
夜のウユニはそのままで夜景スポットとして眺めていられますよ!!
雨季には行けないサボテン島

雨季の時期に訪れることができないインカワシ島。
サンゴの死体でできた島に身長ほどのサボテンがたくさん生えてます!
真っ白な大地に真ん中にあるだけで摩訶不思議です。
乾季のウユニ塩湖の真っ白な大地を見ることができるだけでも違う世界に来たような気持になりますよね!
真っ白な大地に、サボテンの島のまた違った世界観を間近で見ると
「違うところに旅行に来たみたいで新鮮!!」「違う世界に来たみたい!」と思ってしまいました♪
塩湖からサボテン島をみるのと、サボテン島から塩湖を見る景色
見え方がガラッと変わるのでぜひ足を運んでほしい絶景スポットです★
列車の墓場

ウユニ塩湖のほとりに位置しており、資源を運ぶ列車として使われていた列車が100年以上も放置され
【列車の墓場】と呼ばれるように。
触ったり、登ったり自由にできて歴史を直で感じられますよ!
映画のワンシーンに使われていそうなかっこいい写真が撮れそうですよね!
現地のガイドさんにも入ってもらうと海外感が増していい雰囲気のものが取れそうです♪
ウユニ塩湖を楽しむための服装 アイテム紹介!

ボリビアの気候は年中暖かく、照り返しも強い。
夜は日中とはまた違い、寒暖差が激しく冷え込みます。
日焼け対策はもちろん、防寒対策もしっかりしていきウユニ塩湖を楽しみましょう!
どんな服装がいいの?
日中
日中は半袖でも全然オッケーです!気温が高く半袖でも少し汗ばみます。
汗を拭きとるタオルなどもしっかり用意していきましょう。
下の服装ですが暖かく、半ズボンで出かけたいところですが、地面は塩のかたまりです照り返しも強く、水鏡を見るなら水しぶきで汚れてしまいます。
できればアウトドアで履くような汚れの落ちやすい素材でできたズボンがおすすめです!
また長靴を履くことになるのでそれを考慮したファッションを選ぶといいかもしれません。
日没後
日が落ちてくると一気に気温が下がっていきます。
日中とは違い最低気温が【0度】にもなりますので、ヒートテックに着替えたり、ダウンを着たり。手袋をつけたりして、しっかりと暖を取りましょう!!
ズボンは上着と同じくしっかり防寒対策しましょう。
裏起毛のズボンや厚手の靴下をはいて体を冷やさないようにするのがおすすめ!
オススメアイテム紹介
ウユニ塩湖は標高3700mもある高所です。
高山病になることもあるので旅行前に予防薬を用意しておくこともおすすめですよ。
日差し対策は必須
サングラス、日焼け止めは必須です!
肌が弱い方はしっかりと紫外線対策しましょう!!
紫外線が日本の30倍もあると言われています。しっかりと日焼け止めを塗って、肌の弱い方は出来れば半袖ではなく薄手の長袖などで出かけるとをおススメします。
サングラスをしないで出かけて紫外線で目が真っ赤になって開けてるだけで痛い、なんて事例もあるみたいです。
またアウトドアで被るような耳まで隠れる帽子も用意しておくと、顔も日焼けから守れますよ!
水分補給もしっかりとりましょう!
喉が渇いてからではなくこまめに水分を取っておきましょう。
せっかくの絶景を対策ミスで見られないのはもったいないですよね。
対策をしっかりしてウユニ塩湖の絶景を120%楽しみましょう!!
底冷えが天敵

夜のウユニではホッカイロが抜群に役に立ちます。
長靴は足がかなり冷え、また慣れない旅行で足がすごく疲れますよね。
とくに塩湖に水が張った状態で夜出かけると気温が低く、かなり底冷えしますし、水の上となると体力も思ったより使うものです。
カイロを用意して足に張ったり、背中やお腹に張って防寒に役立てましょう。
また寝る前に足のマッサージや暖かいものを飲んで疲労回復につなげましょう!!
まとめ
- ウユニ塩湖の絶景は【雨季】と【乾季】で見られる景色が違う。
- 【水鏡】は雨季12月~3月に見られる確率が高い。(特に2月下旬~3月がオススメ!)
- 【水鏡】は条件を満たしていないと見ることができない。
- 【乾季】は5月~10月で【真っ白な塩の大地】を見るには乾季の間がベスト。
- 寒暖差が激しく、防寒対策や紫外線、日焼け対策が必須!
- 最低でも二日の滞在期間を予定し、ベストコンディションを狙おう!
旅行に出かける時期によって見ることのできる景色が、ガラッと変わってしまうウユニ塩湖。
たくさんの魅力が詰まったウユニ塩湖それぞれの時期にたくさんの魅力があり、どの時期に行ったと、楽しい思い出になること間違いなしですよ!!
ウユニ塩湖へ行ってたくさんの絶景を見て思い出を作ってきてくださいね!
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