学生最後の卒業旅行でひとり旅!!経験談やひとり旅を楽しむポイント

単位もとり終わって、卒業までの時間。学生時代、締めくくりに最高の思い出を残したいところ。

卒業旅行行くか!ってなったとして、「ひとりで行っちゃうのもありなんじゃ??」と思ったそこのあなた。

どうせなら「自分ひとりしか味わえない卒業旅行」にしちゃいませんか??

そこでこの記事では、ひとり旅がより豊かになる視点や体験談を紹介していきます!

目的を決めていく旅行と目的なしの旅行

こういうひとり旅の仕方もあるよ♪っていうことで是非知っておいて欲しいのが、「目的を決めていくひとり旅」と「目的をはっきり決めずにいくひとり旅」です。

目的を決めていく一人旅のわかりやすい例が、テレビ東京が放映している『Youは何しに日本へ??』という番組。
海外からの旅行客にインタビューし、同行をお願いして取材すおる、という内容の番組です。

 

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日本に来る海外の皆さまそれぞれ、旅の目的がとってもユニークで素敵!!

  • 「キレのいい包丁を探しに来たんだ」
  • 「空手の本場である日本で指導を受けたいから」
  • 「日本のハンバーガーを堪能したい」
  • 「日本の餃子を堪能したい」
  • 「精進料理を覚えたくて修業しに来た」etc…

彼ら彼女らの目的のある旅って、見ていて新鮮で、とっても魅力的なんですよね。

こんなふうに、なにか目的があって旅行するというのもいいですよね。

逆に、目的を決めずに行くひとり旅では、

  • 観光地を見て回る。
  • ご当地ならではの美味しい料理をいただく。
  • 温泉があるならば、温泉に入る。
  • たまたま休みが出来たから、羽を伸ばしに良さそうなとこに行くetc…

などがみなさんも想像できると思います。

このように「目的をハッキリと決める旅」「その場で決める旅」を比較することで、「どちらが現在の自分に合ってるのか?」を選んでみたうえで旅に出てみるといいと思います!

何か極めたいことや、ハマっている趣味や、自分が就労する職につながる旅にしたい!っていう思いがある方なら、前者のようなひとり旅をすれば実り多いものとなるでしょう。

逆に「特に目的なく、時間があるから行ってみた派」は後者のようなひとり旅をすれば良い。

ちなみに私は卒業旅行では、目的を持たずに旅に出ましたが、とても実りのある経験が出来て、行ってよかったなぁって思ってます。

一人で卒業旅行に行った理由

私も卒業旅行に行ったのですが、ひとりで行きました。

 

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なんでなの??って、結論から言うと、私の場合「自分を試したかった」からです。

もしも、気の合う仲間と卒業旅行に行っていたとして、それはそれで楽しく、行って良かったなって思っていたはず。

でも、そうはしたくなかった。

何故かというと、それまで、家族や友人としか、旅に出たことがなかったんです。
予定が合わなければ、旅行することはいつも辞めにしていました。

もうすぐ社会に出るというのに、孤独になることを怖れているような、そんな自分がずっといて、なんかぶっ飛ばしたくなったんです(笑)

それで、自分を試したいと思って、「ここ!!」と決めた場所に、ひとりきりで行こうって決めました。

私が1人で行った理由は、それだけです。

結果として、一人で卒業旅行に行くことで、自分に自信がつき、旅することで世界が広がり、ここにしかない絶景を見ることができて、旅をとても楽しむことができました。

以下、私が「目的の無いひとり旅」を通して経験した出会いや気づきを紹介していきますね☆

卒業旅行で中国チチハルに行った時の体験談

これは中国東北部の黒龍江省にある、”チチハル”という場所で経験したことです。

赤線で囲ってある場所が黒龍江省。その北西あたりにチチハル市があります。

チチハルって聞いたことない方がほとんどだと思うのですが、冬になるとよくニュースで扱われる「氷の彫刻」があるじゃないですか。

チチハルって、実は、その「氷の彫刻」で有名な街なんですよ。
ロシアに近い地域なので、場所が場所なだけに、冬は-20℃を下回るくらいの寒さになるので、「氷祭り」っていう祭りも開催されるくらいです。

こんな感じ↓

 

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何故チチハルにしたのか??というと、当時、私が住んでいた場所の近くに、中国の方が管理しているプロテスタント系の教会があって、よく通っていたんですけど、そこの牧師さんがチチハル出身で、よく地元の昔話を私にしてくれていたのです。

そこから漠然と興味を持つようになりました。

一人旅だから経験できる出会いがある!

ここで出会ったのが「晶莹(ショウエイ)ちゃん」という20歳の女性。

チチハル駅のバス停で暇だったので、こういうときの為にスマホに保存してた『機動戦士ガンダム』を見てたところ、「日本の方ですか??」と話しかけられました。

友達と旅行していたら、ショウエイちゃんも話しかけにくかったと思うのですが、一人旅だったので、私に話しかけやすかったのだと思います。

彼女は何と、京都の伏見にある日本語学校に通っている女の子で、たまたま春休みでチチハルの祖母の家に帰省しているそうです。

↓こんな感じの右側のかわいらしい女の子です。まあまあ加工されてますけど(笑)

日本語喋れる現地の子と出会う、って相当な確率だな~!なんて思いながら、ショウエイちゃんがオススメする現地の中華料理屋さんに行って色々話していました。

色々聞いていると、ちょっと複雑な家族模様で、まだショウエイちゃんが幼い頃に、父と母が離婚して父とは連絡がとれず、未だにどこに行っているのかわからないまま。

お母さんは、ショウエイちゃんが6歳の頃に育児放棄をし、今は山東省の方で、別の家庭を築いてる、と。
そのためショウエイちゃんは、今まで、母方の祖母と二人で暮らしてきた。

6歳といえば、まだ幼稚園の年中さんくらいの頃でしょうか。
心で感じることがあっても、その感覚をまだ、うまく言葉にして表すことができない年齢ですよね。

日本のアニメのすばらしさを改めて知った

そんな家庭環境の中、言葉にできないこころの寂しさ、やりきれなさを埋めてくれたのが日本のアニメだったそうです。

 

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特に「ドラえもん」が大好きで、何か困ったことがあると、ドラえもんが助けてくれて、のび太は数々の危機を乗り越えていく。

「私にもドラえもんのような人、出てきてくれないかなぁ」

そんなことを思いながら、のび太に、自分の姿を重ね合わせて見てきた、とショウエイちゃんは言っていました。

日本のアニメは世界でも人気だ、というのは日本にいながら耳にはしていたのですが、それを自分の目でみて話を聞いて、体感することができ、日本人として嬉しく思いました。

そして、自然と日本に興味を持つようになり、中国にいる時から、日本語の勉強をしてきたそうです。

この話を聞いている時、私は自分が育った家庭を思い浮かべていました。

小さい時から、何不自由なく育てられ、あったかい雰囲気の家庭の中で、文句や愚痴ひとつなく、やりたいことを思いっきりやらせてもらった私。

その違いを思うと、どうしても、切なくならずにはいられませんでした…(泣)

一人旅だからこそ知れた!現地の人がオススメする料理

チチハル料理をショウエイちゃんと味わったなかで、特に私が気に入ったのが「マントウ」。

 

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見た目は白色のロールパンみたいですよね。

ほのかに甘くて、フワッフワで、もしこんな心地のぬいぐるみがあったら、顔をうずめたくなっちゃうくらい美味しいです。

私はそう感じますが、人によっては「淡泊(たんぱく)な味だな」なんて思うかもしれないです。

私、実はずっと、コンビニの肉まんを食べるたびに、「この外側だけ食べたいんだけどなぁ…」なんて思ってたんです。

 

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普通は逆だと思うのですが、なんか、中に入ってる具が、外側の生地の美味しさをジャマしてるような気がして、「中身いらないじゃん」と。

これって私だけでしょうか??(笑)
それが念願叶って、このチチハルという日本以外の地で、もういらないってくらい、食べれました。

中国東北料理では、これが、日本でいう「白ごはん」みたいな位置付けになって食べられてるんですよ。

こういう現地の料理や、その料理を実際にどうやって食べているのか、というのを知れたのは、一人旅でショウエイちゃんと出会うことができたからだと思います。

人生初経験!ゲテモノ料理で世界が広がった

タイトル見て、「何のこっちゃ!?」って感じになったと思います。

いきなりですが、日本では馴染みのない、多少「ショッキング」な画像を載せますね。

ゲテモノ嫌いな方は、急いでスクロールして飛ばして下さい!!

 

 

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Kei…🇯🇵さん(@keiko_hirata_2011)がシェアした投稿

なんか真ん中に、等間隔にギザギザ入ってますよね。やっぱり気持ち悪いですよね??

はい。お察しの通り、これは「何かの幼虫」でございます。

では、「何の」幼虫なのでしょう??

「蛾(が)」の幼虫になります。夜になると街灯に群がるキモチワルイやつらの子です。

しかし、この写真の「蛾」は、「蛾」といっても、「お蚕さん(おかいこさん)」と呼ばれている、絹の糸を作る蛾の幼虫さんなんですね。

シルクロードのシルクです。
糸のもとである、繭(まゆ)を作って、その中で成虫になるまで育ちます。
化粧品にも使われてるのがありますよね。

 

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よくバラエティ番組なんかで見ていたけれど、
25年間生きてきて、まさかガの幼虫を食べることになるとは思ってもいなかった私。

それが突然、目の前に、バンっと出されました。

私「ショウエイちゃん、これ何…?」
ショウエイちゃん「ガの幼虫だよ、よくお酒に合うおつまみとして食べられてるよ」

Sちゃんは、そう言いながら、この幼虫の皮を手でむしり取って、美味しそうに中身を吸い取っています(笑)

正直、手をつける気力は出なかったのですが、あまりにもショウエイちゃんが美味しそうに食べているので、思い切って手に取り、食べてみました。

しかし、「今、自分、幼虫の皮むいてるんだ」ってなって、皮をむくこと自体、「キモイ…」と思ってしまう。

何度も、手を離しつつも、「これは人類がサバイバルになった時のための訓練なんだ」と言い聞かせながら、皮をむいて食べてみました。

その味は・・・・!

「うん。これカニみそみたい。」

と、案外これが、いけちゃったんです(笑)

ただやっぱり見た目がキモイので、触りたくないですから、次食べようとは思いませんでしたけど、自分の知らない世界を体験できて良かったなとは思いましたね。

「当たり前」が人によって違うんだなってことを、改めて認識しました。

ショウエイちゃんのおかげで、サバイバルになった時に生き残れる自信がちょっぴり湧いてきた出来事です。

中国人って素敵だな、とイメージが変わった出来事

ご飯を食べた後に、ショウエイちゃんの実家にお邪魔させてもらっていた時、彼女の携帯に電話がかかってきました。

短く話をした後に、『ごめん、今からちょっと出かけてくる』と、何やら急いだ様子で、私に言ってきたのです。

理由を訊ねると、彼女は、こう答えたのです。

「実は、私の友人が、交通事故を起こして、相手の車を壊してしまったよ。
友人は、お金を持っていない。このままだと、刑務所へいかないといけないよ。
だから、私がいったん、お金を立て替えるよ」


(※画像はイメージです)

びっくりして、「いくら必要なの??」と訊くと、なんと、日本円にして、100万円だと言うのです!!

そんなに貯金があるのかと尋ねると、貯金がちょうど100万あるとのこと。貯金全額貸してしまう潔さに驚きました。

『友人はお金持っていないのに、そんな大金を貸してしまって大丈夫なのか?ちゃんとお金はかえってくるのか?』と話を聞いている私がハラハラしてしまいましたが、

「親兄弟親戚から、少しずつ、お金を借りて、すぐに返してもらえるから、大丈夫ね!!
中国では、みんな、助け合うのは、当たり前よ」

とショウエイちゃんは言っていました。

私「いや~… それでも、せっかく貯めた100万を、そんなに簡単に、貸せるものなんだ??」

ショウエイ「うん。みんなそうだからね。返さない人は、殺されても文句言えない」

日本とは、感覚が違うんだと驚きつつ、ショウエイちゃんの潔さ(いさぎよさ)と、「中国では、みんな、助け合うのは、当たり前よ」という言葉に考えさせられました。

日本では、ちょっと、考えられない話ですよね??

親族や友人のつながりは、とても深く、相手をどこまでも大切にする。

 

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ショウエイちゃんはまだ学生さんです。

社会人ならまだしも、一生懸命アルバイトして貯めておいたお金を、その友人の為に、全財産を、ぽーんと、簡単に貸すという、潔さに、私はすごく感動したものです。

中国って、結構、日本人から嫌われていますが、「中国人、すごいな」と、実際はこんな感じで、結構素晴らしいところも、あるもんなんだな、と気づけたんです。

外交問題では、とやかく取りざたされている日中関係ですが、私はこの一件で、中国人の人柄、人間性、その潔さというものが、好きになりました。

ここで、もし仲間と行っていたとしたら、おそらく、あっち行ってこっち行ってと、全部決めて動いていたと思うので、1人でなければ、絶対このご縁はなかっただろうな…と思うのです。

一人旅の楽しみ方!移動中もまわりを見渡してみよう

友達や家族との旅行は、移動中に会話を楽しんだりすると思いますが、一人旅の場合は、もちろん会話する相手がいません。

移動中に、スマホでゲームして暇つぶしをするのもいいと思いますが、せっかく旅行に来ているなら、移動中もあたりを見渡してみると、世界が広がり、旅がより面白くなると思います!

アメリカのとある大学教授も言っていました。

【その国、その街の経済状況、ミドルクラスからロークラスの人たちの平均教育レベル、マナー、習慣、思考、危険性などを理解したければその土地の5台のタクシーに乗ればすぐにわかる】

なんだかちょっとお堅い言葉ですよね??

この言葉を聞いた時、一瞬

「え??それって、どういうこと??」

と、意味がわからなかったのですが、いざ、自分が外国のタクシーに乗って経験してみると、教授の言っていた言葉の意味がと初めて理解できて、何だかスッキリしたような、モヤモヤしたような、不思議な気持ちになってしまいました。

ここからはタクシーに乗るときに何気ないひとり旅のワンシーンが、違って見える視点を紹介していきます!

イギリスのタクシーから分かった国柄

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これがイギリスのタクシーです。
オシャレで、街の雰囲気とタクシーのイメージがひとつになっていて、違和感がないですよね!

イギリスでは、そもそも、タクシーやバスが街の景観を損ねないように、設計されているんです。

歩きながら見てると、イギリスって、伝統を誇り高く守る心の強いお国柄なんだなってのが伝わってきます。

要は「気品」ってやつなんですよね。

このように、その国、その土地のタクシーに乗ると、

  • ドライバーさんの対応
  • 車のメンテナンスの状態
  • 運転のやり方
  • 技術
  • 料金設定

など、その国や土地の本当の姿が見えて、経済状況が分かり、人間性に至るまで露呈されて、安全か、はたまた危険かが分かってしまう、ということなのです。

ワーストタクシーNo.1・ウクライナ

ウクライナに行った時のことです。

ホテルについて、ちょっと街を散策しようと思ってタクシーを呼ぶと、まず、ほとんどのタクシーにメーターが付いてない。(笑)

つまり、距離に関係なく、言い値で決まるってことです。

こいつは金を持ってそうか、見た目で判断され、運転手の判断で決まってしまう。

当然向こうからすれば、私は外国人、しかもアジア人ですから、3倍以上は、必ず吹っ掛けてくるだろうな…と。

ドライバーはいつも怒鳴り散らしてました。(笑)そして、何を急いでいるのか信号が青になった途端、異常に飛ばす。

そして「必ず」信号待ちの時に、目ざわりな車があると、その運転者にガン飛ばし、最悪なタクシーの場合、窓を開けて文句をまくし立てている。

私が、タクシーの窓を開けて外の風を浴びていたところ、ドライバーが異常に叫びだす。

ウクライナ語でしか話さないので何を言ってるのか全くつかめない。

一通り言いたいことを言い終えたのか、車の空調を指さして何かモゴモゴと言っている。

(車の温度が下がるからそう言ってるんかな…)と思って、
『outside soooo HOT, right?? 』と言うと、

なぜかso Hotの部分が「サハラ」と聞こえたらしく、
『Sahara,Sahara, Yes!Yes!!』と下品に笑い始めました。

一体、どこがツボに入ったのかわからず…

ひとしきり笑ったからなのか、お代は通常通りでしか請求されませんでした。(笑)

「”顔のない”美女の国」

世界一美女が多いと言われているのがこのウクライナという国なんです。
まあ、「それって誰基準で決めたんだよ!!」って話なんですけど、そこは置いといて(笑)

実際どうなのか??

おっかなびっくり、歩く女性の顔すべて、ほんっっっっとに美しいんです。
5秒ごとに、思わず振り返ってしまうほど。

 

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こんなイメージの女性ばかり。
歩くたんび、「あれ、あなたもしかして昨日elleで見た人じゃない?」ってな感じです(笑)。
※elleは、フランス発の女性誌

ただ、街を散策していると、ソビエトの名残りなのか、社会主義的な暗い雰囲気が否めないんですよね。
絵になりそうで、美しいには、美しいのですが、感覚的に冷たさを感じる色使いというか…。

 

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歩く人々の表情にも気迫というか、押しというか、どうにも元気が無い。
まるで彫刻像のよう。無表情なんですよね。生気がない。

んで、気になってホテルのフロントさんに聞いてみたんですよ。

「どうして、歩く人皆そろってブスッとしてるのか??」

そしたら店員さんは、

「あぁ、、それはこの町の良くない慣習なんだ。どうか気にしないでおくれ…」と、申し訳ない顔をして謝られました。

理由に納得できないまま、やはり教育の問題なのだろうか…??
どうも、共産主義圏の国には、退廃的な空気を感じてしまいます。

でも、ここでわかったんですよね。

「ああ、単に美しいから好きってわけじゃないんだ。私は表情のある顔が好きなんだ」と。ただ、美しいだけのものに興味がないんだって。

何を大切としているのか、改めて気づくことができました。

アルバニアのタクシーでおおらかな国民性を知った

アルバニアの首都、ティラナに到着して、散策する為にタクシーを呼んで、何台か乗ってみました。
ちなみに、アルバニアってここにあります↓

ウクライナを経験した後だからかわかりませんが、ドライバーさんみんなが優しくて親切。(笑)

たまにメーターをつけてないタクシーが来ましたけど、丁寧な運転で、飛ばすこともない。
そもそも渋滞もなく、スムーズに進める。

ああ、この街の人達って、基本的におおらかなんだな、ってのが伝わってきました。

街を歩いていると「The スローライフ」感が漂ってるんですよね。ゆったりしている。
アルバニアの雰囲気を表した写真があったので載せてみました↓

 

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首都付近でさえも観光スポットと呼べる場所も、そこまであるワケではない国なんです。

観光自体で産業を成り立たせている国ではないんですね。

ちょっと道を外れると、観光客らしき人々の姿は無くなります。
そこは、おそらく日本で言えば「過疎地域」と呼ばれているはずの場所でしょう。

要するに「観光地ではない」場所です。

それにも関わらず、道行くところにあるカフェでは、昼間から、男女が座り、コーヒー片手に談笑しています。

 

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いたるところに公園があり、そこでも多くの男女が空を眺めながら会話を楽しんでいる様子が。

買い物帰りなのか、老夫婦が腕を組んで、静かに道を歩いている風景もよく見ます。

まるで戦前の原風景を見ているような。
観光地ではない場所で、こういう光景が見られるって、物凄く貴重なことだなと感じたんです。

「どうしてこんなに落ち着くんだろ?」ってことで、色々調べてみると、面白い歴史を発見。

  • 国民の30%以上がネズミ講に騙され、全財産を失い、誰も気づいていなかったという話。
  • 集金したお金が武器調達費用に。
  • 1997年のボスニアヘルツェゴビナ紛争が終結するまで使われ続けたという話。
  • 調達した軍需企業が倒産したのがきっかけで、暴動が発生。
  • 1967年に国が『無神国宣言』して、すべての宗教信仰を禁じた話。
  • 第二次世界大戦以降に国が鎖国状態になって、1990年まで続いた…。

1990年って、まだ30年前ですよ!!いやいや、江戸時代じゃないんだから(笑)

こういうところに、国におっとりとした空気が流れる要因がありそうです。
アルバニア、面白い。。

Uberが海外で流行した理由

話がずれましたが、こういうタクシー業界の対応の粗っぽさ、性質があるがため、海外でUberが大流行したんだろうな…と強く感じます。

 

引用 : UBER NewsRoom

Uberは、今世紀最大の成功とまで言われてますよね。

日本で何でそんなに流行しないのかというと、日本人は最初から、そもそも人間性が優しく、サービス精神があるからです(笑)値段は、たっかいですけど。

免許取得制度も関係してると思います。

日本では取得するまでに最低でも1ヶ月前後、代金は色々合わせると、30万程はかかってしまいますよね!

しかし、インドネシアの友人に聞いてみたところ…

「俺の国は1万円で半日あればとれるよ。その代わり運転の荒いやつが多くて、いつ轢かれて死ぬかわかんねえや」

適当すぎる!!(笑)

移民の多い香港に行くと、これが良く分かるんですね。(泣)
中国語で話しても通じない。英語で話してもダメ。
ジェスチャーで何とか「どこから来たのか??」と聞くと、「モンゴルだ」と。
そりゃ、通じないわけだ。

そういう意味では、厳しい制度の日本に生まれて良かった~。

以上、タクシーを通して、どんな世界を感じ取れるのか、というトピックでした。

「タクシー」という点で切り取ってお話しましたが、
こんな感じで、普段であれば、スルーしてしまいそうな、何気ない日常の一部を、
意識して洞察してみることで、ひとり旅がもっと面白くなるかもしれませんよ。

まとめ

・目的のあるなしで旅の仕方を選んでみる
・ひとりで旅をすることで得られた体験
・ひとり旅が彩り豊かになる見方

以上3つの視点から紹介させていただきました!!

自分独自の視点を持ったうえで、旅を味わうってのも良いな、って思ったのではないでしょうか??

仲間や恋人と行くのではなく、ひとりで行くからこそできる体験が必ずあるはずです。

学生時代最後に、行って良かったな~!!って心から思える卒業旅行にしちゃいましょう!!