もうすぐ楽しみにしていた海外旅行♪
旅行先でのプランも考えたし、準備は万端。
ちょっと待って下さい!
パスポートの準備は大丈夫ですか?
パスポートは海外旅行の相棒です、パスポートがないと海外旅行は始まりませんよ!
この記事では、パスポートの受け取り可能な期間について調べています!
その他に、申請の方法や、申請時に必要なものを調べているので、この記事を読めば迷うことはありませんよ。
パスポートは最短8日で受け取れる!
パスポートは申請を行ってから最短8日で受け取ることができます。
最短8日と言われると、まだ時間があるから申請は焦らなくていいやと思うかもしれませんね。
いえいえ!そんなことはありません。
実は、最短8日と言ってもルールと仕組みが分かっていないと、パスポートを受け取るまでの期間はもっと必要になってしまいます。

各都道府県にある窓口では、多少の前後はありますがパスポートを発行するのに土日祝日、振替休日、年末年始(12/29~1/3)を除く6日間が必要なんです。
ということは、どの曜日に申請を行ったとしても、パスポートが発行されるまでには土日を挟むことになりすね。
そのため、発行に必要な6日間に2日分(今回の場合は土日)を足した8日が、パスポート受け取ることができる最短日数となるわけです。
パスポートを申請して、受け取る期間だけなら8日~10日程度と考えていいでしょう!
でも、それは申請を行ってから、受け取るまでの期間です。
実際には、パスポート申請に必要な書類や、その書類を集める時間もプラスでかかるんですよ!
せっかくの海外旅行、パスポートが間に合わずにキャンセル・・・
そんな落とし穴にハマらないように、今からパスポートの申請方法について紹介しますね!
パスポート申請に必要な書類5つ!
まずは、申請に必要な書類を集めましょう!
私は、手帳に書いておかないと、集め終わった後に1つ書類が抜けていた!
なんてことがよくあります。
みなさんは、そうならないように、今から説明する書類をしっかりメモして下さいね。

パスポート申請するには5つの書類が必要になります。
(1)一般旅券発給申請書
パスポート申請に必要な事項を記入して提出します。
以前はパスポート申請窓口や、市区町村の窓口などにパスポート申請書を取りに行く
必要がありましたが、現在は「ダウンロード申請書」を利用することができます。
「ダウンロード申請書」は平成28年10月1日から利用可能になったサービスです。
もちろん今まで通り「手書き書式の申請書」も窓口でもらうことは可能ですよ!
私は、大事な書類に限って書き間違えてしまうことが多いんです。
なので、再度窓口に申請書を取りに行く手間を解消してくれる「ダウンロード申請書」がおすすめ。
それに「直筆の署名」以外の必要事項は、データの入力になるので、書き間違えても大丈夫なんですよ♪
また、パスポート申請窓口に行かれない方には、とっても便利なサービスになっています。
例えば、窓口が家から遠かったり、忙しくてなかなか時間が取れない方に向いてますよ。
(2)戸籍謄本(または戸籍抄本)
申請日前6ヶ月以内に作成された戸籍謄本が、必要になります。
戸籍謄本は、みなさんの本籍がある市区町村の窓口からしか発行できないので、遠方で直接取りに行くことが難しい場合は、郵送で取り寄せましょう。
しかし、これがパスポートを受け取る期間が延びてしまう、意外な落とし穴になったりします。
なぜなら、戸籍謄本を郵送で請求する場合には、発行してもらう市区町村の役所に必要書類を郵送しないといけないんです。
郵送という手間がかかるので、返送されるまで、さらに5日~10日ほどかかってしまうんですよね。
- 戸籍交付申請書(各市区町村が定める様式があります。)
- 請求者の本人確認書類のコピー(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 手数料に相当する郵便定額小為替(450円)必ず郵便局で購入する必要あり
- 切手を貼った返信用封筒
私の知人は、パスポート申請する際に、以前発行した戸籍謄本が手元にあったので、改めて発行する必要がないと思っていたようです。
いざ申請前の確認をしているときに、パスポート申請日の前6ヶ月以内に作成された戸籍謄本が必要だと知り、慌てて取り寄せたと言っていました。
この知人は、戸籍謄本を発行できる市区町村に両親が住んでいるので、本人確認書類のコピーを両親にデータで送ったそうです。
それによって、なんとか当日中に郵送してもらったので、2日程で用意することが出来たようです。
私の知人のように、運よく取り寄せることが出来れば、通常よりも早く手元に集めることができます。
そうやって運任せにして、パスポート申請までに間に合うのかドキドキするよりも、余裕をもって準備したいですよね?
私は、パスポートを申請する日から逆算して、遅くとも10日前には必要な書類を集め始めるのがいいと思います。
(3)住民票の写し
住民票の写しは、基本的には必要ありませんが、以下のような場合に提出の必要があります。
(ア)住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望されない方
(イ)住民登録をしていない単身赴任先や就学先等の都道府県で申請される方
(この場合,都道府県によっては対応が異なりますので,詳細は申請先のパスポートセンターにて確認ください。)引用:外務省公式ページ
例えば、家族とは離れて暮らしているけど、家族が暮らしている市区町村からは住民票を動かしていない。
このようなケースは、進学している学生の方や単身赴任のお父さんに多いと思います。
その場合は、進学先や単身赴任先の窓口で、パスポート申請をするのに住民票の写しが必要となるわけです。
- 住民票郵送申請書(各市区町村が定める様式があります。)
- 請求者の本人確認書類のコピー(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 手数料に相当する郵便定額小為替(300円)必ず郵便局で購入する必要あり
- 切手を貼った返信用封筒
取り寄せる場合には、必要書類を住民登録している市区町村の役所に郵送し、返送されるまでに5日~10日ほどかかります。
そのため、戸籍謄本と同じく、パスポートを申請する日から逆算して、遅くとも10日前には郵送先の市区町村役所に申請できるようにしましょう。
(4)写真
パスポート申請用写真には、国際基準に従った規格があります。
私は、初めてパスポートを申請しようと、必要書類を集めていたました。
パスポートに貼る写真は、履歴書用に撮影した写真が余っていたので、何となく使えるかなって思っていました。
実際には、サイズも全然違うし、写真の基準も厳しいので、使えるわけはないのです。
ですが、その時は初めてのパスポート申請だったので、写真の規格まで考える余裕がありませんでした!
では、どんな規格が定められているのでしょうか?
・申請者本人のみを撮影したもの
・6カ月以内に撮影したもの
・正面、無帽、無背景
・縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
・カラーでも白黒でも可
・鮮明であること(焦点が合っていること)
・明るさやコントラストが適切であること
・影のないもの
・顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
・背景と人物の境目がはっきりしていること
・眼鏡のレンズに光が反射していないこと
・平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
・前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
・ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
・変色していないもの、傷や汚れのないもの
・デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
・デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること引用:外務省公式ページ
なんと!こんなに詳細な規格が定められているんです!
パスポート申請用写真は、規格に沿っていれば自分で撮影したものでも構いません。
ですが、かなり詳細な規定が定められているので、自分で撮影するのはやめた方が無難です。
基本的には、証明写真機で撮影すれば問題ないんです。
それでも私の知人には、パスポートの写真がどうも気に入らないという方もいるんですよね。
パスポートは、長いと10年間使用することになるので、プロに依頼して自分の納得いく写真にしてもらうのもいいかもしれませんね!
(5)申請者本人に間違いないことを確認できる書類
本人確認書類は、以下のうち1点があれば大丈夫です。
- マイナンバーカード(個人番号カード)※通知カードは不可
- 運転免許証
- 船員手帳
- 身体障害者手帳 など
しかし、車を運転しないので免許を取ってないよ!という方も中にはいらっしゃるはず。
その場合は、運転免許証以外の書類は、あまり一般的ではありません。
でも大丈夫です!
そんな時は、下記の書類のAグループから2点もしくはA、Bグループから1点づつ提示することで本人確認ができますよ!
A 健康保険証,国民健康保険証,共済組合員証,船員保険証,後期高齢者医療被保険者証,国民年金証書(手帳),厚生年金証書,船員保険年金証書,恩給証書,共済年金証書,印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等
B 次の内写真が貼ってあるもの
学生証,会社の身分証明書,公の機関が発行した資格証明書等引用:外務省公式ページ
本人確認書類は、事前に用意するというよりは、既に手元にある書類を見せることになりますよね。
なので、そんなにパスポート申請の際に、心配するようなことはありませんね。
パスポートの申請方法
申請に必要な書類を集めたら、最寄りのパスポート申請窓口に行きましょう!

各都道府県で、申請できる窓口の場所は違います。
下記にリンクを貼っておきますので、ご自身の地域のパスポート申請窓口を調べてみて下さい。
窓口が混雑している場合は、申請するまでに時間がかかります。
ですが、ちゃんと必要書類さえ揃っていれば、いざ自分の順番になると案外時間はかかりません。
後は、受理票を受け取って、パスポートが出来上がるのをまで待つだけです!
パスポートを受け取る際に必要なものは?
さあ、いよいよパスポートの受け取りです!
交付窓口には、必ず本人が受け取りに行って下さい。
嬉しくって気を抜いてしまいそうですが、受け取るまで油断は禁物です。
しっかり準備して、気持ちよくパスポートを受け取りましょう!

パスポートを受け取るには、申請時に渡された受理票と手数料として、下記金額の収入印紙が必要です。
旅券の種類 | 都道府県収入証紙 | 収入印紙 | 計 |
10年間有効な旅券(20歳以上) | 2000円 | 14000円 | 16000円 |
5年間有効な旅券(12歳以上) | 2000円 | 9000円 | 11000円 |
5年間有効な旅券(12歳未満) | 2000円 | 4000円 | 6000円 |
一般的に、この収入証紙と印紙は、申請窓口のあるパスポートセンター内で購入することができます。
ただし、ほとんどが現金購入となりますので、現金を忘れずに用意するようにしましょう!
パスポートを受け取りにいかないと・・・・
パスポート受け取りにかかる期間は最短8日!と書いてきました。
それなら「最長で、パスポート受け取り期間はいつまで?」という疑問もあると思います。
答えは、なんと申請から6ヶ月です!
結構長い期間受け取り可能なんですね。
では、申請から6ヶ月を過ぎてしまうと、どうなってしまうのでしょう?
その場合、申請したパスポートは失効してしまいます。
「せっかく申請したパスポートを受け取りに行かない人なんでいるの?」と思うかもしれませんが、2018年に未交付失効したパスポートは、国内で10,931件もあるんです!
ちなみに、6ヶ月以内に取りに行かなくても、特にペナルティはありません。
しかし、再度パスポートが必票になった場合は、パスポート申請時に「未交付失効旅券届出書」を提出することになります。
「未交付失効旅券届出書」の内容は簡単に言うと、前回失効したパスポートを申請したのに受け取らなかった理由の説明や、今度は必ず受け取るという誓約をすることになります。
私個人の意見ですが、出来ればこういった書類は書きたくありませんよね(笑)
せっかくのパスポートです。
気持ちよく受け取れるように、みなさんも6か月以内に受け取りに行って下さい。
まとめ
- パスポートは申請してから8日~10日で受け取り可能
- パスポート申請するのに、必要な書類を郵送で取り寄せる場合は更に10日ほどかかる
- パスポート写真には、厳格な規定があるので用意する際には注意が必要
- パスポート交付窓口には必ず本人が受け取りに行くこと
- 申請したパスポート6ヶ月以内に受け取りに行くこと
海外旅行に行く際には、絶対に必要になるパスポート、最短だと8日で受け取ることが出来ます。
「だったら、申請するのはもう少し後でもいいかな」と、後回しになるかもしれません。
でも、申請用の書類や写真の用意が終わっても、パスポート受け取るまでは、やっぱり落ち着かないですよね!
せっかくの海外旅行ですから、出発前から楽しい時間をすごして下さい。
パスポートの申請は、余裕をもって準備を始め、旅行の1週間前には受け取っておきましょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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