海外旅行に行こうと思ったら、どこに行くか決めて、どんな事しようかって色々考えますよね!
ですが、海外に行くのに、忘れてはいけないのがパスポート。
そんなパスポートを申請するとき、意外とおろそかにすることが、パスポート用写真を撮影する際の服装なんです。
実際に申請窓口に行って、なんでこんな格好で来ちゃったんだろう、と思った事があるのではないでしょうか。
パスポートの写真には、規格が沢山あって、自分で撮影しようと考えると途方にくれます。
ここでは、そんな迷える子羊たちのために、パスポート写真の服装についてまとめて見ましたので、ご紹介します。
パスポート写真の服装に指定はあるの?
結論から言うと、パスポート写真の服装に指定はないんです。
今のパスポート申請用の写真の規格って、写真内の顔の割合が細かく定められているんですよ。
そのため、その他の証明写真に比べると、顔の映りが大きくなるため服装はほとんど写らないんです。
また、ICチップで顔認識がちゃんとできるように、撮影の時の髪形やアクセサリー、眼鏡やカラコンなどには注意が必要なんです。
服装については、ほとんど映らないという事もあって、特に指定はありません。
気を付けて欲しいのが、ICチップって、目・鼻・口の位置や輪郭で見分けているそうなんです!
となると、服装などにより、あごなどの顔の一部が隠れているものはNGになることがあるんですよ。
そういう事により、あごが隠れやすいハイネックは避けた方が良さそうですね。

引用:外務省公式サイト
この写真のように、写真のほとんどが顔が占めています♪
良い表情で撮れるように、前日は早めに寝て、体調を万全にして臨めると良いですよね。
パスポート写真の服装の色や背景色は?
服装の指定はない、と言われても、何を着てもNGにならないのでしょうか。
唯一、NGになりそうなのは服装の色と背景色です。
写真の規格に「背景と人物の境目がはっきりしていること」という項目があるんですよ。
それによって、写真を撮る際の背景色と、着用する服の色が同じにならないようにする必要があります。
例えば、「白い背景」に「白いシャツ」、「水色の背景」に「水色のシャツ」は避けた方が良いということになります。
証明写真機の背景の色で多いのは、白色や薄いグレー、水色です。
事前に確認して、服装を決めておくと良いですね。
また、写真館で撮影される場合は、服装によって背景を指定できるお店が多いので、店員さんに相談するのが良いでしょう。
その他の、規格によると、背景色については、淡い色による無地(均一)がNGです。
グラデーション(濃淡)の入った色や、絵柄や物が映り込んだ写真は使用できないようになっていますので注意が必要。
気にしたら良い点は、画質が鮮明であること、明るさやコントラストが適切であることが挙げられます。
以上の事を守っていけば、きっと納得のいくパスポート写真が撮れちゃいますよ♪

引用:外務省公式サイト
こうやって、画像でNGの例を挙げてもらえると、とっても分かり易くていいですよね。
やり直しにならないように、鏡をつかって、最終チェックをお願いします。
パスポート写真が綺麗に写る服装は?
規格とは別に、写真うつりが気になるという人もいるのではないでしょうか。
パスポート写真は、一度作ると5年から10年は同じ写真を使用することになります。
そのようにずっと残るものだからこそ、少しでも綺麗に撮りたいと思う人は多いのではないでしょうか。
そこで、パスポート写真が綺麗に写る服装を、お伝えします。
綺麗に撮れたら、パスポートを持って海外旅行に行くのが数倍楽しくなっちゃいますね♪
顔を小さく見せる服装
顔を小さく見せるには、鎖骨が見える程度に襟が開いている洋服やボタンを1-2個開けて着用できるシャツだと、顔周りがすっきりして見えます。
また、顔を細く見せる効果があるVネックや深めのUネックは、鎖骨が見えてすっきりした印象になる為オススメです。
血色をよく見せる服装

顔色を血色よく見せるには、明るい色の服を選ぶことです。
しかし、パスポート写真ではそれ以上に、背景とのバランスが重要になるんですよ♪
背景が白の場合は、服装も白やベージュなどは避けた方が良いです。
白い服を着用したい場合は、背景が水色にするなどの工夫が必要ですね。
パスポート写真の服装は、自分にあった色を選ぶのが良いでしょう。
パスポート写真のNGな服装は?
パスポート写真の規格には、服装自体の指定はない事はわかりました。
その中でも気をつけたいパスポート写真の、NGな服装についてまとめてみました。
ボーダーやストライプなどの服装はNG
理由としては、照明の関係で、写真に写りこんだ部分の模様がうねった写真にみえるため良くないです。
ボーダーやストライプ、チェック柄がNGということを、時々写真館の方も忘れている場合があるんですよね。
規定をチェックするのは、パスポートセンターの方なので、写真館でOKと言われてもパスポートセンターでNGと言われてしまった例もあるそうです。
できるだけ、無地の服装がよいでしょう。
ハイネックはNG
顔の輪郭がはっきりしていない服装はNGです。
他には、顔が隠れてしまうような服装は注意が必要ですよ。
例えば、ハイネックやあまりにも大きな襟を立たせている服装だと顔の輪郭がはっきりしないため、撮影しなおさなければなりません。
すっきりとした首回りになる服装を選ぶと良いでしょう。
また、反対にタンクトップやオフショルダーは規定で禁止されておらず、服装として問題ありません。
これで、写真撮影の時に着ていける服が決まってきましたね♪
パスポート写真の服装以外にNGな事は?
パスポート写真の服装以外にもNGな事はないのでしょうか。
サングラスや帽子、輪郭がわからなくなるような幅の広いヘアバンドは、規定でNGとされています。
普段からメガネをかけている方は、メガネをかけて撮影をして問題ありません。
ただし、メガネが反射したり、メガネのフレームが目にかかってしまう場合はNGになるため注意が必要ですね。
また、カラーのレンズのメガネの場合も、NGになることがあるので注意が必要です。
出国、入国の際にメガネや帽子を外すように言われます。
同じように、渡航先の出入国審査等の本人確認を行う際に、瞳の色は重要な識別ポイントです。
このため、パスポート写真がカラコンを着けていた場合は注意しましょう。
出入国審査等で疑われることもある事から、取り直しになるケースがあります。
一方、瞳の輪郭を強調するコンタクトレンズ(注:色なしコンタクトレンズの縁に黒または茶色のラインの入ったもの。)は、今のところ出入国審査等でトラブルにはなっていないそうです。
ただ、出入国審査等において、質問等を受けることも考えられるので、心配な方は避けた方が良いでしょう。

引用:外務省公式サイト
不適当な写真にならないように、再度見た目のチェックをお願いしますね!
そうすることで、やり直しなどの手間がかからず、すんなりパスポートが受け取れますよ。
まとめ
- パスポート写真の服装に指定はない
- パスポート写真の服装の色や背景は、境目がはっきりしていること
- パスポート写真が綺麗に写る服装は、顔を小さく見せたり、血色を良く見せる事がポイント
- 自分にあった色を選ぶ事がコツ
- ボーダー、ストライプ、ハイネックの服装は避ける
- 服装以外にもNGなことがあるので、注意が必要
パスポートは一度申請すると5年、10年と長く使用するもの。
撮り直しなどの手間をかけずに、特に女性は綺麗に写真を撮りたいという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、ご自分の納得のいく服装でパスポートの写真を撮ってみてください。
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