シンガポールのシンボルと言えば、「マーライオン」ですが、そのシンボルの次に有名なのが「マリーナベイサンズ」というホテルです!
シンガポールに旅行などで行くことがあったら、是非マリーナベイサンズに宿泊することをオススメします。
マリーナベイサンズは部屋数が2,560もある超大型ホテルのため、向きと階層によってガーデンビュー、シティビュー、ハーバービュー、スカイビューの4つのタイプがあるんです。
このホテルに宿泊するなら、お部屋から見える景色にはこだわりたいですよね!
そこでオススメの「ハーバービュー」について詳しく見ていきたいと思います。
マリーナベイサンズのハーバービューとは!?
マリーナベイサンズのハーバービューを選ぶには、まずは「デラックスルーム」か「プレミアルーム」のどちらかを選択することから始まります。
その2種類のお部屋の中でも、階層が「40~49階」と高いエリアで、マリーナ湾側(マーライオンが見えない側)を向いたお部屋がハーバービューになるんですね♪
下の地図で言うと、マリーナベイサンズを中心として右方向(東方向)を向いたお部屋になります。
地図だと、何となくイメージは出来るかなって感じだと思います。
40階~49階のお部屋なので、とっても遠くまで見渡せて、シンガポールの海を独り占め出来ちゃいますね♪


確かに見えない。
マーライオンは、やっぱりマーライオンパークまで足を運んで観に行くのが素敵だよ!
とワン太も言っている通り、マーライオン見るなら、その公園まで行くのが1番いいですし、良い写真がバンバン撮れますよ!
ということで、ハーバービューのお部屋から見える景色をお見せします♪

手前に見えるエリアは自然豊かな感じで、遠くに見えるのはシンガポール海峡です。
タンカーや船がたくさん通っているんですね。
この景色から見える緑色のエリアは、都会のオアシスみたいな感じで、お散歩するにはもってこいな感じですね♪
気になる建物とかがいくつか見えます。
後ほど解説してみようと思いますので少々お待ちください。
どんなお部屋があるの?
先程もご紹介しましたが、ハーバービューのお部屋を選択する場合、選べるお部屋は「デラックスルーム」か「プレミアルーム」のみになります。
階層は「40階~49階」とすごく高いんですね。

デラックスルームとプレミアルームの違いって何?

その違いは、お部屋の広さ、宿泊料金とバスタブの有る無しさぁ!
デラックスルーム ハーバービュー
引用:マリーナベイサンズ公式サイト
マリーナベイサンズで宿泊できる最も格安なお部屋が、このデラックスルームです。
そう!窓の向こうに見えているのがシンガポール海峡で、これがデラックスルームのハーバービューのお部屋。
この豪華さで一番基本のお部屋ってすごくないですか!?
普通のホテルなら、結構上級グレードのお部屋ですよね。
デラックスルームにはシャワーはありますが、バスタブがありません。
海の景色とお部屋の雰囲気を味わえて、宿泊費は少し抑えたいと考えている方であれば、このお部屋は良いですよ♪
- 宿泊料金:約3万円~約6万円
- バスタブなし
- バルコニーあり
- 約39平米
- インフィニティ―プール利用可能
プレミアルーム ハーバービュー
引用:マリーナベイサンズ公式サイ
マリーナベイサンズのお部屋のカテゴリーで、デラックスルームの1つ上に該当するお部屋がこのプレミアルームです。
こちらの写真でも、広大なシンガポール海峡が眺められるんですね♪
デラックスルームでも結構な豪華さだったのに、その上のカテゴリーになるともっと良い部屋なんだなって実感できますね。
もしお部屋でお風呂に浸かりたいって考えているなら、約5,000円追加してプレミアルームにグレードアップするのが吉。
日本人の方なら観光などから帰ってきて、ゆっくりバスタブに浸かって疲れを癒したいって考える方が多いと思いますので、この部屋を検討してみてください!
- 宿泊料金:約3.5万円~約6.5万円
- バスタブあり
- バルコニーあり
- 約47平米
- インフィニティ―プール利用可能
実際に宿泊された方の意見はこちら
46階ハーバービューでまあ十分やな。
マリーナベイサンズは5.5万+TAX&VAT:17.7%とホテルの部屋とかの設備的には割高やけどアミューズメント&プール料金やろうな。
一人では十分過ぎます。とりあえず、一人でキングサイズベッドに2日寝ると寂しい。笑 pic.twitter.com/uv5ORHDQUd
— wackomaria14 (@wackomaria141) September 2, 2018
一人で宿泊されたようですが、窓からシンガポール海峡の景色が見えていますね。
広大な海峡がゆったりした感じを演出してくれ、お部屋も落ち着いた雰囲気でとても過ごしやすそう♪
今回はハーバービューのご紹介なので、他の3つのビューに関しては割愛させていただきます。
他の記事で詳しくご紹介していますので、そちらを是非チェックしてみてください。
目の前に広がるガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ハーバービューからの景色の写真をお見せしましたが、残念ながらシンガポールの摩天楼を眺めることはできません。
ですが、その景色に匹敵(ひってき)する「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」を見渡すことが出来るんです!
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写真の左下とかに気になる建物とか見えますね♪
折角ハーバービューのお部屋に泊まるなら、この施設の事を知っておかないと損です。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイとは
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイとは、シンガポール市内の埋立地に作られた101 ヘクタール (東京ディズニーランドの2倍の広さ)の国立公園です。
この公園は
- ベイ・サウス・ガーデン
- ベイ・イースト・ガーデン
- ベイ・センター・ガーデン
の3つの庭園で造られています♪
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、シンガポールが国として行っている「ガーデン・シティから庭の中にある街を目指すプロジェクト」を実現するために造られました。
緑を眺めているだけで、何故か心が落ち着いて、穏やかに過ごせますよね♪
国がその効果に注目して、広めることによってQoL(※)の向上させようとしているって素敵です!
日本も是非取り入れていって欲しいですよね♪
フラワー・ドーム

写真の一番左下に見える貝殻のような建物がフラワー・ドームです。
世界中の砂漠植物を集めていて、園内は地中海地域の涼しく乾燥した気候を再現しています。
世界最大のガラス温室施設として、2015年にはギネスブックに登録されたんですよ!
ギネスブックに登録されたとなったら、その世界最大というものを体験したくないですか!
マリーナベイサンズの徒歩圏内なので、行かないなんてもったいないですよ。
9つのゾーンに分かれいて、それぞれのエリアのテーマに沿った植物が植えられています。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフラワードーム。南国ムード。ひとつひとつの花が大きく、色鮮やか。 pic.twitter.com/8m53p0Oadl
— komomo (@pkomomo) February 23, 2019
涼しく乾燥した気候という事で、暑いシンガポールにいてもとても過ごしやすい環境を作ってくれているのが嬉しいですね。
自然を感じながらゆっくり過ごすのがオススメです!
植物に興味のある方は、世界中の植物を一気に見られるので、それだけでも楽しめます。
クラウド・フォレスト

フラワー・ドームの少し上に見える、これまた貝殻のような建物がクラウド・フォレストです。
この施設には標高35メートルの山があり、山頂は海抜2,000メートルの設定になっているので、かなり広範囲に生息する熱帯高地の植物が展示されているんです!
標高35mの山と聞いたら、つい登ってみたくなりませんか?
実際に2,000m登るとなると装備を整えて、たどり着くまで何時間もかかります。
ですが、そういう重装備の準備や時間を掛けなくても、35m登っただけで見られるのでとっても気楽ですよね♪
是非登って、標高2,000mに生息する植物を間近で体験してください!
クラウド・フォレストの中で人気があるのが、ウツボカズラやハエトリグサなどの食虫植物なんです!
食虫植物は見た目が怖いし、陰湿なイメージがお持ちじゃないですか?
真ん中に見えるのがウツボカズラなんですが、怖いというよりは可愛らしいフォルムをしてますよね♪
しかもポケモンにも出てくるキャラクターのモチーフになっているんですよ。
口みたいに開いている所に虫が入ると、出られなくなった虫を溶かしてしまうんです。
パッと見た感じだと、この植物が食虫植物だとは思えないですよね♪

この写真はハエトリグサで、牙の生えた口を大きく開けているような見た目で、ザ・食虫植物ですよね。
その口みたいな部分にハエとかが来たら、パタっと閉まるんですが、その動きが意外と可愛く見えるんです。
名前は怖いですが、見た目や動きが意外と可愛いというギャップに、人はつい魅了されるんですね!
食中植物は、ロストワールドというエリアで観察することができて、世界中の高地から約1900種類・約5万株もの植物が展示されています。
クラウドフォレストに来たら是非行っていただきたいのが「ウォーターフォール・ビュー」です。
高さ35mもある人口の滝から降り注ぐ水の景色は、とてもダイナミックなんですよね!
こちらも「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」にある「クラウドフォレスト」
豪快な音を立てて流れる滝、高い所から見渡せる植物たち、橋を渡りながら見渡せる光景
めちゃくちゃ涼しくて、とても「熱帯地域らしさ」を感じられるお気に入りのスポットです😊#シンガポール#旅行#ガーデンズバイザベイ pic.twitter.com/kif6eJHJJz
— ヨネマル (@ynmr29) October 19, 2019
滝って不思議と癒されるんですよね。
あの音と水しぶきを発生させながら落ち続ける水の力って、本当に不思議な力を感じます。
- 入場料(日本円) 大人は約2,200円/子供は約1,200円
- 営業時間 9:00~21:00
入場チケットは、フラワー・ドームとクラウド・フォレストの両方に入れるものです。
クラウド・フォレスト内にある「ウォータフォール・ビュー」に是非行ってみてください!
ドラゴンフライ湖

写真の下に三角形の形の湖が見えますよね!?
それがドラゴンフライ湖です。
多数の水生生物が生息する美しい湖で、マリーナ貯水池から汲み上げた水を浄化する機能を備えています。
ドラゴンフライ(Dragonfly)って英語でトンボという意味なんです。
だからトンボのオブジェが、この湖に置かれているんですよね!
お時間が許すなら、是非マリーナベイサンズからガーデンズ・バイ・ザ・ベイに歩いていくと良いです。
写真のようなドラゴンフライのオブジェがお出迎えしてくれて、インスタ映え間違え無し!
スーパーツリーグローブ

ドラゴンフライ湖の少し上に見えて、お花が咲いているように見えるのがスーパーツリーグローブ。
この人工の木は全部で12本あって、最も高いもので16階相当の高さにもなるんですよ。予想以上の大きさに、誰もがびっくりすると思います。
それだけ大きいので、かなり存在感もあって、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの園内にいればすぐに目に入ってきます☆
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この木のデザインは蘭の花をイメージしているんですよ。
シンガポールの国花で蘭の一種であるバンダ・ミス ジョアキムを思わせてくれる垂直庭園です。
2つのスーパーツリーを結ぶ空中散策路(OCBCスカイウェイ)を歩けば、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの植物園全体を見下ろせるんですね♪
マリーナベイ・サンズのそばにある植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。スーパーツリーを結ぶ吊り橋を渡ることができます。スマホ落としそうでドキドキした。 pic.twitter.com/vDhtPxWCMs
— たすまに (@tas_mani) October 4, 2019
普段はこのような高い所に登る機会がないと方がほとんどだと思いますので、是非登ってみてください。
色々な角度からガーデンズ・バイ・ザ・ベイの写真を撮って、インスタに投稿していいね!をたくさんもらっちゃいましょう!
スーパーツリーの形はかなり独特なので、写真を見返した時、真っ先にあのスーパーツリーの景色が蘇ったりするでしょうね♪

- 入場料(日本円) 大人は約630円/子供は約400円
- 営業時間 9:00~21:00
- 吊り橋に滞在できる最大人数 70名
- 吊り橋に滞在できる時間 15分
夜景が素敵過ぎ
夜はガーデンズ・バイ・ザ・ベイにあるスーパーツリーグローブのライトアップがとってもきれいで、日本でビルの夜景に見慣れている方には、このような幻想的な景色は特にオススメですよ。
引用:ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ公式サイト
毎日、光と音のイルミネーションショー(ガーデン・ラプソディ)が開催されていて、それを見に夜のガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリーグローブまで見に行くのも素敵ですよね。
ハーバービューのお部屋からもそのショーを見ることができます♪
実際に目の前でショーを観てきた方の動画がこちら!
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイではイルミネーションショーが開催されます pic.twitter.com/RJgjTc6oL8
— 富崎黎明@側車部 (@tomizaki_reimei) June 7, 2019
イルミネーションがとってもキレイで、音楽合わせて点灯するところは本当に幻想的♪
- 1回目:19:45~20:00
- 2回目:20:45~21:00
夜のショーの間にガーデンズ・バイ・ザ・ベイからマリーナベイサンズを見ると、このような感じで見えるんです。
夜のスーパーツリー越しのマリーナベイサンズって、こんなに綺麗なんですねぇ♪
お昼に訪れるのも良いですが、夜のショーの時間に目の前で見るのは感動して泣けます!
まとめ
- デラックスルームかプレミアルームを選択
- 階層は40階~49階
- バスタブに浸かりたいならプレミアルームがオススメ
- 眼前に広がるガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行くのもオススメ
マリーナベイサンズのハーバービューについて書いてきましたが、自然の広大さを感じたいなら是非この部屋を選択してみてください。
海は広いな~大きいなぁ~♪
なんて歌を歌いながら、マリーナベイサンズのお部屋から眺められるなんて、最高の贅沢を味わえますよ。
マーライオンも良いですが、「ガーデン・シティから庭の中にある街を目指すプロジェクト」の一端を担っているというガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ行って、QoLの向上を図ってみるも良いです!