年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇など、もらえるお休みは5日間前後の方が多いですよね。
そのお休みを使って、海外旅行に行こうと考えているなら、世界遺産観光なんていかがですか?
最近注目度の高い世界遺産。
インスタ映え!パワースポット!と言われるスポットや、定番の有名観光地の中の多くが、世界遺産として登録されており、2019年までで世界遺産登録件数は1121件にも上ります。
「でも、世界遺産って都心部から離れていたり、とにかく遠くて時間がかかるイメージがあるんだけど、5日間でも行けるのかな?」
と、悩んでいませんか?
せっかくのお休み、5日間フルに活用して世界遺産観光に行きたいですよね。そこで、5日でも行けちゃう世界遺産スポットを、ご紹介します♪
アンコールワット(カンボジア)

まずはアジアでも有名な、カンボジアのアンコールワット。
トリップアドバイザーの調査でも2018年、2019年と連続で1位を獲得した観光スポットです!
そもそもアンコールワットって何なのか?というと、アンコールが王都、ワットが寺院という意味。
つまり、その名前の通りお寺になります。
広さはなんと、東京ドーム約15個分!
えっ、お寺とは思えない広さ!!
遺跡が好きな方はアンコールワットだけでも1日堪能できちゃいそうですね。
アンコールワットという名前が有名ですが、実は世界遺産登録されているのは「アンコール遺跡群」で、アンコールワットはその遺跡群の中の1つなんです。
「遺跡群」というだけあって、周辺の大小700もの遺跡を合わせて世界遺産登録されているんですよ。
ひとつひとつの建造物の中に、600年も続いたアンコール朝の栄華や当時の思想・願いなどがたくさん詰まっており、そういった歴史だけではない部分を肌で感じられるというのも魅力ですね。
広大な遺跡ですが、見どころはアンコールワットだけではないので、他の主要な遺跡スポットをじっくりしっかり回りたい!という方や、言語や土地勘の面で安心して回りたい方には、旅行代理店や予約サイト等のツアーでの観光がおすすめです。
また、写真がお好きな方は、少し混雑しますが、日の出・日の入にはまた違うアンコールワットの顔が見られますのでぜひぜひ足を運んでみてください♪
アンコールワットは神聖な場所で、過度な露出が良しとされていないので長袖長ズボンがおすすめファッションです!
ただし、一年中気温が高いため、ゆっくり回りたい方は熱中症に注意してくださいね♪
ディズニー映画『アラジン』のモチーフにもなったと言われる、インドの有名な名所、タージ・マハル。 お城にしか見えないこのフォルム。実はお墓だってご存知ですか? 建物すべて大理石で造られている、豪奢で神秘的な見た目の、まるで神殿のようなこのお墓。 奥さんのためにこんな立派なお墓を立てるなんて、とても愛妻家の王様だったのですね。 写真は真正面からの撮影がおすすめ! 定番でよくみるアングルの写真だけど、気軽に行けない場所だからこそ、記念にやってみたい!!と思いました。 とってもきれいで写真映えもする建物なので、建物だけでもきれいだけど、自分の思い出として残しておきたいですよね♪ ただし、日中は礼拝などに訪れる現地の方でとっても混雑しているので、落ち着いて観光したい!という方は早朝がおすすめですよ~! 遠いイメージがありますが、日本からは直行便で7時間程度。 こう考えると、気持ち的な距離やハードルがぐっと近くなったように感じますよね。 しかも!格安航空会社ジェットスター航空の便も出ているので、比較的お得に行けるプランも多くあります。 言わずと知れたオーストラリアの有名世界遺産スポットであるグレート・バリア・リーフですが、どんなところかと言うと… グレート・バリア・リーフは、全長2,300km・約35万㎢に広がる世界最大級の珊瑚礁地帯。 とにかく広い!とても広大なので、場所によってまったく違う景色が楽しめるのも、魅力の一つだなと思いました。 有名なスポットが、 ハミルトン島の北東にあるハートのサンゴ礁(ハートリーフ)。 ヘリコプターやセスナを使ってしかこの景色は見られないのでちょっと大変ですが、ハミルトン島にはコアラを抱っこできちゃうスポットがあったりなどなど…一見の価値はありますよ~! アメリカの有名な世界遺産スポット、グランドキャニオン国立公園。 その魅力は、なんといってもスケールの大きさと大自然の力! 全長290㎞にも及ぶこの渓谷は、人口ではなく、その地を流れるコロラド川の流れによって、少しずつ削られていったもの。 大自然の中での1枚。スケールの壮大さも伝わってきますし、インスタ映えも満点のスポット! コロラド川を挟んで北側をノースリム、南側はサウスリムと呼ばれ、エリアが分かれています。 定番スポットであるグランドキャニオン国立公園サウスリムはなんと海抜2,150m(富士山だと5合目程)にあるんですよ。 以外と標高高いんだなって驚きました。 4月~10月が観光のベストシーズンなのですが、気温のわりに肌寒いことが多いので、季節によっては防寒着を忘れないようにご注意くださいね! 世界遺産スポットではありませんが、併せて観光の拠点になるラスベガスもオススメです♪ 最後はヨーロッパの定番中の定番!フランス・パリです。 挙げ始めると止まらなくなってしまうのですが、なかでも有名なのはセーヌ河岸区域。 街並みの変わらない美しさがそれぞれのスポットの魅力を引き立てていますね! パリのシンボルともいえる、エッフェル塔。 規制により現在でも高層ビルが乱立せず、展望台から一望できる変わらない景観も必見です。 最も有名な凱旋門は「エトワール凱旋門」と呼ばれていて、シャンゼリゼ大通りの北西にあります。 屋上からはパリの街、そして凱旋門を中心として星の形状さながらに伸びる12本の通りを一望できます。 一度は歩いてみたいおしゃれなお店が立ち並ぶシャンゼリゼ通りは、訪れるだけで映画の主役になったような高揚感を感じる、素敵な通りです♪ 有名なスイーツショップが集中している通りでもあるので、甘いモノ好きな方は、あらかじめリサーチしておくのがベストです! 実は、世界遺産としてパリのセーヌ河岸に含まれるのは、下記の「カルーゼル凱旋門」。 カルーゼル凱旋門のあるチュイルリー公園内では、軽食が楽しめるカフェもあり、公園散策をしながらランチをするのもgood! フランス王宮として使用されていたルーヴル宮殿と、後に宮殿内に創設された中央のガラスのピラミッドが象徴的なルーヴル美術館。 ルーヴル美術館は、世界で一番入場者数が多い美術館として日々多くの旅行者で賑わっています。 ただし、事前の見学準備(チケット)が必要なのと、休館日があるのでご注意ください。 さて、まだまだたくさんのおすすめスポットがあるセーヌ河岸近辺ですが、ゆっくり楽しんでいると5日間の旅程は本当にあっという間だと思います。 見ごたえのある建造物や、施設ばかりなので、あらかじめ行き先を決めてからの訪問をお勧めします♪ ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 見てきた中で、お休みの5日間をフルに使って行けるスポットを挙げてきましたが、世界にはまだまだたくさんの世界遺産スポットが点在しています。 世界遺産めぐりは、歴史などの知識だけでなく訪れることで目や肌で感じられる自然や、非日常の思い出、たくさんのものを与えてくれるところが魅力だと感じます。 この記事が、限られたお休みの時間の中で、少しでも有意義な時間を過ごせるお手伝いになれば幸いです。 では、Have a nice holiday!
タージ・マハル(インド)
インドと聞けばここ!と、思い浮かぶ方も少なくないのではないでしょうか。
実はここも世界遺産なんですよ。
いつぞやの王様の墓なのだろうか?と言えばそうではなく、当時の王様の愛した奥様のお墓なんだそうな。
素晴らしく、美しく、インド人の方だけでなく世界中の人々に愛され続けている、世界で一番美しいお墓だと思いました。
タージ・マハルの上部をつまんでいるように見える、トリックアートのような写真も撮れちゃいます。
グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)
大自然を味わいたいなら、ここ!オーストラリアの、グレート・バリア・リーフがおすすめです。
一般的にはケアンズという都市が玄関口になります。
あれ?カンボジアに行くのと変わらないんだ…という感じです。
距離もそうですが、思っていたより気軽な気持ちで行けそう!
日本列島とほぼ同じ面積で、宇宙からも見えるというんだから、驚きですよね!
ダイビングやシュノーケリングを楽しむのももちろんいいですし、海には潜らずカメラのシャッターを切りまくる!というのも楽しみ方の一つでしょう。
「カップルで見ると幸せになれる」と有名なスポットでもあり、新婚旅行やカップルで訪れる方もとっても多いようです。なんてロマンチック♪
グランドキャニオン国立公園(アメリカ)
「なんだ、公園かあ~」と侮ることなかれ!
アメリカを代表する国立公園であるグランドキャニオンは、年間550万人もの人が訪れる、超人気観光スポット!
自然の雄大さだけでなく、自然の作る芸術性や、歴史の壮大さを感じることができます♪
特にサウスリムは写真スポットも多いので、ぜひ訪れてみてください!
パリ(フランス)
華やかで美しい街並みもさることながら、引けを取らない世界遺産の数々が見どころになっています。
歴史的建造物が点在しており、景観の保存を目的に建物の建造に規制がされているエリアです。
ガイドブックで写真を見ているだけで、おしゃれすぎて行きたくなってしまいました。パリのランドマーク エッフェル塔
パリ万博が開催された1889年に、当時の世界一番高層建物として建てられました。
夜には美しくライトアップされます♪ちょっとミニサイズなカルーゼル凱旋門とチュイルリー公園
この門は、オーステルリッツの戦いで勝利を収めたナポレオンの命を受けて建設されたので、「勝利の橋」とも呼ばれているんですよ。
エッフェル塔から見た景色とはまた違った、高層ビルが立ち並ぶ景色は、負けず劣らずの絶景ですね☆
屋上へ伸びるらせん階段は234段ものハードコースなので、覚悟を決めて登ってくださいね!
高さ50mのエトワール凱旋門と比較すると、カルーゼル凱旋門は19mほどでちょっとミニサイズです。凱旋門のお隣、ルーヴル宮殿と美術館
美術品がお好きな方はもちろん、あまり興味がない方でも、スケールに圧倒されること間違いなし!
チケットは現地でも購入できますが、とても混雑しますので事前取得がおすすめです。
まとめ
楽しく実りのある旅であるほど、次の連休を探して、旅行の計画を立てるのが楽しみになりますよね♪
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