冬のヨーロッパといえばドイツのクリスマスマーケット、オーロラ鑑賞といった冬にしか味わえない観光スポットがたくさんありますよね!!
だけど「実際冬のヨーロッパってどれくらい寒いの?」「どんな服装で行くのが正解なの?」って迷う方もいるのではないでしょうか?
この記事では冬にヨーロッパへ海外旅行する方にどんな服装で行けばいいのかいくつかご紹介していきたいと思います。
冬のヨーロッパは防寒対策が大切
「冬のヨーロッパ」といっても地域によって気温がかなり違うんです。
西ヨーロッパや南ヨーロッパは冬でも平均気温が10度前後で比較的暖かいです。
日本でいうと東京の冬の温度と同じくらいの気温ですね。
反対に東ヨーロッパや北ヨーロッパは平均気温が5度前後であり、天候によって-10度近くまで下がります。
これは水で濡れたタオルを外で振り回すと凍るレベルなんです。外に出たら一瞬で凍り付きますね!
地域によっては-20度まで下がって、湖や川が凍ってしまうところもあるんです。
観光に行くときはしっかり防寒対策をしてくださいね!
冬のヨーロッパは防寒対策は必須!
実際、防寒対策を怠って現地で風邪を引いてしまい、せっかくの旅行が台無しになってしまったという方もいます。
また、偏西風の影響で全体的に雨や雪が多いのもヨーロッパの特徴の1つ。
冬のヨーロッパへ海外旅行に行く際は、地域の気温や気候を確認してから服装の準備をしましょう♪
防寒対策が大切ということはわかったぞ、さぁ旅行の準備をしよう!
・・・とその前に。


なんて疑問に持たれる方もいると思います。
実際私も何を着ていったらいいのか迷いました。
そこで冬のヨーロッパへ海外旅行に行った方がどんな服装だったのかまとめてみました☆
アウターはダウンジャケットがおすすめ
まず重要なのはコートですよね!どのタイプのコートを着ていけばいいのか迷った時はダウンジャケットをおすすめします!!
ダウンジャケットは保温性・吸湿性に優れているので、とっても暖かいんです。
重ね着しなくても暖かいから身軽で、汗をかいても蒸れにくいので観光に着ていくにはピッタリ♪
しかも、他のコートに比べて軽量でコンパクト。
荷物を減らしたい時にもかさ張らず、持ち運びにも便利です!
室内に入って暑くて脱ぐときも、軽いので邪魔にならないですよ。
引用:楽天市場
ヨーロッパ現地でもダウンコートを着ている方が圧倒的に多いみたいですよ。
フード付きなら急な雨や雪にも対応できます。
またポケットはジッパーの付きのジャケットを選ぶようにしてみてください。
スリ対策になりますよ♪
保温インナーを活用する
ヨーロッパは外は寒いけれどホテルやレストラン内といった屋内では暖房が効いていて暖かいです。防寒対策は必要ですが、厚着をしすぎると暑くなってしまうことも。
おしゃれで暖かい恰好はしたいけれど、厚着をすると着膨れしてしまってスタイルが悪く見えてしまうのも困りますよね。
保温インナーは1枚あれば薄いけれど暖かく、厚着をせずに着れる優れもの!
保温だけでなく、吸湿性に優れているので汗をかいてもすぐに乾くというのがポイントです。
例えば観光中にはしゃいだり、走ったり、お土産を買おう、ご飯を食べようと思って室内に入ったり、動いていると自然と汗をかきますよね?
汗をかくとジメジメして気持ち悪いし、そのままにしていたら汗冷えになり余計に寒くなって体調を崩すことも・・・。
保温インナーは汗を吸って、熱に変えてくれる。まさに汗をプラスに変えてくれるんです!
これなら安心して快適にすごせますね♪
さらに敏感肌の方でも着やすいよう肌触りが良いものあるので、下着として安心して使えますね。

引用:ユニクロ
保温インナーで有名なものは、身近なものでいえばユニクロのヒートテック。
最近ではインナーだけでなくタイツや下着、靴下にも適用されているので防寒対策の1つとして取り入れてみましょう♪
薄いので荷物も少なくてすみます。旅行に限らず、冬には欠かせないですね♪
足元の防寒対策も忘れずに
ヨーロッパへ来たら、街中を観光するも楽しいですよね。
特に中世のヨーロッパ建築は、まるで絵本の中に入り込んだ感覚になり、メルヘンな気持ちを味わえます。
しかし・・・!もし観光中に雨が降ったら?
雨で濡れた石畳や雪で積もった中を歩き続けると足元から冷えてしまいます。
そうならないよう、足元の防寒も忘れないようにしましょう!
オシャレしたい気持ちも分かるのですが、ヒールのような高い靴は石畳が多い町中では歩きにくく、滑りやすいです。
快適に楽しく観光するためにも避けたほうがいいですね。
また、スニーカーやペタンコ靴でも観光はできますが、積もった雪の中を歩くには冷えてしまいます。できれば厚底で滑り止めのついたブーツで行くのが良いでしょう!
ブーツでも、防水じゃない場合は、靴下まで雨がしみてしまうことがあります。
靴下が濡れると一日中気持ち悪いし、とにかく寒いですよね。
そこで長時間歩くならスノーブーツがおすすめです。

引用:楽天市場
保温だけでなく、防水効果もあるので雪や雨の中でも濡れる心配なし!
ブーツを履く際には靴下も保温、発熱性にするとより暖かいですよ。
マフラー・帽子・手袋は必須
冬のヨーロッパでは地域によって-20度になることもあります。
ここまで温度が低いと肌が露出しているところからどんどん冷えていきます。
寒くなると頭や首まわりなどの筋肉が緊張して痛みを感じることもあるそうなので頭や首の防寒対策も行いましょう。
実際オーロラ鑑賞といった氷点下の世界へ観光へ行った方はニット帽の大切さを実感したようです。
ニット帽だったら、オシャレだし、女性だったら可愛らしさもあるのでファッションとしても最適ですね☆
首元の防寒対策にはマフラーが一般的ですがニットマフラーやネックウォーマーなら着脱しやすくて便利ですよ。
荷物になるのが面倒だなと思う方はタートルネックやハイネックセーターを着用すると良いですよ。
写真を撮るのが好きな方は指先が冷えないよう手袋を着用することもおすすめします!
スマホやカメラの操作をしやすいように、指先があいているものやスマホ対応の手袋が便利ですね。
シンプルでおしゃれな服装を
防寒対策はしっかりしたいけれど、おしゃれにも気を遣いたいところ。
だけどおしゃれを意識しすぎて浮いてしまうのも困りますよね。
ヨーロッパの服装の特徴としてシンプルな服装がほとんどです。色も基本2~3色で揃えています。
例えば黒と白といったモノトーンでまとめるとスッキリしたシルエットになりますよ。
柄ものや小物を取り入れたい方はアクセント程度にするのが良いでしょう。
こちらは実際冬のヨーロッパへ旅行されたときに着ていった服装の写真です。
幻想的なヨーロッパの街中の景色にシンプルな服装は映えますね☆
防寒しつつ、おしゃれに着こなしていると思います。
観光しやすい服装とは
観光する服装としては、厚手のニットやセーターにジャケットを着用する方が多いようです。
長時間歩くならパンツスタイルが動きやすいです。しかしデニムだと冷えるので裏起毛でストレッチ性があるズボンが良いですよ!

引用:楽天市場
私も持っていますが、雪の中で歩いていても暖かかくて、寒い中での観光に外せないアイテムです。
スカートやワンピースで観光する方は厚手のタイツやレギンスに靴下を合わせると暖かいですよ。
ヨーロッパでの服装で注意すること
ヨーロッパは観光する場所によって服装が指定されているところもあるので注意しましょう。
例えば寺院、教会といった場所では肌を露出する服装が禁止されているところがあります。
ミニスカート、短パンといった服装は控えましょう。
また、ヨーロッパに来たからには現地のレストランで美味しい料理が食べたい!という方もドレスコードをあらかじめ調べておき、準備しておくことが大切です。
他にもヨーロッパならではの注意事項があるので、行く前に確認が必要ですよ。
- 動物が使用されている服の着用は控える
ヨーロッパは動物愛護が熱心なところでもあり、特に西ヨーロッパでは「動物愛護先進国」と呼ばれている国もあります。そのため動物の毛皮を使用したコートや鞄などは控えるようにしましょう。
- ブランド品のつけすぎはスリに遭いやすい
海外旅行の際は防犯対策にも気を配ることも大切です。高価なブランド品やアクセサリーをつけて観光しているとスリに狙われやすいです。ブランド品は身に着けないようにしましょう。
旅行先にはその土地ならではのルールがあります。
決められた範囲内でおしゃれを楽しむようにしましょう♪
まとめ
- 冬のヨーロッパへ海外旅行に行くときは防寒対策が大切。
- 保温、吸湿性の優れたダウンジャケットが便利。
- 保温インナーを活用し、シンプルで動きやすく、厚着しすぎない服装にする。
- 保温、防水、滑り止め効果のある厚底ブーツ、保温靴下を履くようにする。
- ニット帽、マフラー、手袋を使用し露出した肌へに防寒対策も忘れずに。
- TPOに応じた服装を事前に調べ、動物の皮の服装や、ブランド品を身に着けるのは避ける。
冬のヨーロッパは寒いけれど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
いつもの日常とは違う景色を味わえるって楽しいですよね。
だからこそ、せっかくの旅行が風邪を引いてしまいホテルで過ごすといった悲しい思い出にならないよう防寒対策をしつつ、シンプルでおしゃれな服装で観光を楽しむことができたら良いなと思います。