突然ですが、海外旅行に行くにあたって保険は必要だと思いますか?
答えは簡単!必要です!
車を運転する前に、保険に入りますよね?それと同じです。
せっかく安い海外旅行のプランを見つけたのに・・・旅先でトラブルが起きて破産した。
なんてことになったら、嫌ですよね?
だからこそ知っておきたい、海外旅行保険の基礎知識や相場などをまとめてみました!
旅行を楽しい思い出にするために、最後までご覧ください。
海外旅行保険の入り方

何事もなく、無事に海外旅行が終われば良いですが・・・
持ち物が盗まれたり、旅先で体調を崩したりなど。
予期せぬハプニングが起こることもありますよね。
ケガをして、現地の病院で治療受けたけど、「費用が高額で払えない!」なんてこともありえます。
これでは、せっかく楽しい海外旅行が台無しですよね。
そんなリスクに備えるのが、海外旅行保険なんです。

気になりますね。
そこで、どこの保険を利用したら良いのか紹介していきますよ。
まず加入方法ですが、海外旅行保険には、次の2つの方法が一般的です。
保険会社が扱う、海外旅行保険に入る
保険会社によって、さまざまな保険が準備されてます。
人によっては必要ない特約もあるので、自分に合った保険を探すのがとても重要!
生命保険や医療保険、自動車保険などなど・・・
世の中にはいろんな保険がありますが、海外旅行保険も同じです。
でも、どの保険が自分に合っているのか、選ぶのって難しいですよね。
私も、難しいことは正直分かりません!
だから、海外旅行保険に詳しいプロに相談することをおすすめしますよ。
実際、旅行で自分に必要な保険内容のアドバイスを貰って、初めて知ることの方が多いと思います。
アドバイスを参考に、自分合った保険を選ぶようにしてくださいね。
旅行会社へ行って予約をする場合は、店員さんに相談してみると良いですよ。
提携している、保険会社を紹介してくれます。
他にも、海外旅行保険内容や費用を比較したウェブサイトを見てみることを、おすすめしますよ。
海外旅行保険比較サイトなどを参考に、相談先を決めてみるのも良いですよね。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用する
実は、クレジットカードから海外旅行保険に入ることができるんですよ。
ただし、クレジットカードの場合は、以下の3つのうち、いずれかの適用条件があるので注意して下さい。
- 自動付帯・・・出国すると自動的に保険が適用されます。
- 利用付帯・・・日本でそのカードを使って、プラン代金・公共交通機関料金を支払った時にのみ保険が適用されます。
- 利用付帯(現地利用可)・・・海外でそのクレジットカードを使って、公共交通機関(電車・バス・タクシーなど)の料金を支払えば保険の適用が開始されます。
一定の条件を満たさないと適用されない利用付帯より、出国と当時に適用される自動付帯の方が良いですね。
特に、初めて海外旅行へ行く方は、自動付帯を選んでおくと安心ですよ。
それに、これを知っているかでトラブルの際、保険会社との争いが回避できると思います。
自動付帯だと思っていたのに、知っていたら利用したのに・・・
そんな理由で補償が受けられないなんて嫌ですよね?
こんな事態にならない様に、付帯の条件を事前に必ず確認しておきましょう!
海外旅行保険料の相場

それでは皆さんが一番気になる、保険料についてまとめてみました。
最初にお話した様に、海外旅行でのトラブルはその後の人生を左右するかもしれません!
でも、海外旅行保険に入っていれば、トラブルにかかったお金を補償してくれます。
ただ、補償してくれる費用が高額なので、保険料も高いのではないかと心配になりますよね。
調べてみると、そこまで高額な保険料を支払って入るようなプランはありませんでした。
もちろん例外はありますが、基本的に2,000円~10,000円程度あれば、保険に入ることができるんですよ。
リーズナブルだけど、しっかり補償もしてくれるので安心ですね。

ただ、これはあくまでも保険料の相場なので、旅行のプランや人数や日数によっては、補償内容は変えないといけません。
旅行先の治安や、医療事情、物価はどうかなど。
旅行先の国についても、事前にしっかり調べておくことが大切ですよ。
知らない所に遊びに行くって楽しい反面、心配事もキリが無いくらい、いっぱいありますよね?
心配に思うことも、人によって全然違います。
だからこそ、様々な希望に対応した、いろんな保険があるんですよ!
そんな保険の選び方を、次にまとめました♪
補償される費用や内容を知って、保険を選ぼう

海外旅行保険には傷害死亡・傷害後遺障害・疾病死亡・治療費用・救援費用・入院一時金など。
海外旅行中のトラブルにかかった費用が補償されます。
でも、補償額は商品によって全然違うんですよ。

疑問に思いますよね。
どれくらいの補償額が必要なのかお話する前に、まずは海外で治療を受けた時に必要な医療費について紹介します。
海外で治療を受けた時に必要な医療費
海外と日本では医療費が違うのは分かりますが、実際どれくらいの差があるのか気になりますよね。
そこで、海外と日本での医療費の違いを示した表を用意してみました!
今回は、ホノルルへ行った場合の費用になります。
こちらをご覧くださいね。
引用:ジェイアイ傷害火災保険
とりあえず高いことがよく分かります。
海外では救急車を呼ぶことにもお金がかかるなんて、驚きました。
日本がどれだけ優しい国なのか、しみじみ感じますね!
海外では医療行為自体が富裕層の特権のようなものなので、仕方がないのかもしれません。
日本が長寿な理由をかいまみました・・・

今回はホノルルを例に挙げててみましたが、ジェイアイ傷害火災保険の公式サイトに各国のデータの中が載っているので、自分が旅する国を調べてみて下さい。
必要な補償額の目安になりますよ。
国よっては、補償額が1万円も違うところもあります。
なので、自分が旅する国の医療費はどれくらいなのか確認をして、加入する保険を選んでくださいね。
保険に加入する時の考え方

海外旅行保険は家族旅行なのか、友人と旅行なのかで考え方が変わります。
1人なら個人プランであったり、友人とならグループ旅行プランなど。
同行する人によって、入るプランも変わってきます。
今は家族向けに、ファミリープランの保険もあるんですよ。
ファミリープランは、個人プランよりも安い保険料で利用出来るのでお財布に優しいです。
今は、家族旅行で海外へ行く方も多いので、ファミリープランがあるのは嬉しいですよね。
また、通常の海外旅行保険で補償される費用の相場は、個人プランの場合、1,000万円までが多いんですよ。
ファミリープランだと、補償される費用の相場が1,500万円までになります。
人数も多いので、補償される費用も増えるんでしょうね。
このように、プランによって補償される費用や内容も違うので、いろいろ見て検討することをおすすめしますよ。
場合によっては、治療費用などを補償するプランは個人で入って、荷物関係を補償するプランは家族で入るなど。
分かれて保険に入るという考え方もあります。
いずれにしても、補償内容や費用を確認し、決めることが大切ですよ。
持ち物にも保険をかけよう
今まで、多額の医療費に備えることが大切だと話してきましたが、物にも保険をかけましょう。
海外旅行では、窃盗や破損もよく耳にします。
実際、保険の利用数が多いのは、窃盗や破損なんですよ。
持ち物の窃盗、破損に対応する携行品損害や、他人に損害を与えた場合の個人賠償責任は、基本的にはこの2つです。
では、どのくらい必要なのでしょうか。
一般的には、携行品損害は30万円、個人賠償責任は2,000万円あれば十分といわれています。
しかし、海外旅行は国の数だけ存在し、滞在日数もそれぞれ違いますよね。
渡航する国の治安や交通事情、また、医療事情など。
様々なことが原因で、保険事故が起こる確率も、必要な補償金額も変わります。
もちろん、滞在日数が長ければ、保険事故が起こる確率も必然的に増えますよね。
特に治療費用、携行品損害、個人賠償責任は、滞在期間に比例して発生確率も高くなるんですよ。
安いから、人気だから、前も使ったからではなく、渡航先と旅行日数を考えて旅行に必要な保険を選びましょう!

補償内容や費用について
ここまで、海外旅行保険に入る必要性についてお話してきました。
やはり、海外旅行中、何が起こるか分からないので、リスクに備える準備って大切ですよね。

確かに、気になりますよね。
そこで、補償内容と、どれくらいの補償費用があれば良いのか、一緒に紹介していきますよ♪
ケガや病気を補償する内容
先ほど紹介しましたが、旅先でケガや病気にかかり、治療を受けると多額な医療費がかかりますよね。
しかし、保険に入っていれば、治療や救援費用を補償してくれるんですよ。
もう少し、詳しくお話しますね。
海外旅行中に事故によるケガや病気で、現地の病院にかかった場合、治療費を補償します。
予算次第で、加入する保険のタイプが変わります。
日本の健康保険と同じですね。
さきほどもありましたが、渡航先の医療費水準にあわせることが重要ですよ。
やはり、欧米諸国の治療費はめちゃくちゃ高いです!
医療費水準を考慮すると、補償費用は無制限を選択したほうが良さそうですよ。
また、アジア圏においても医療費は年々上がっているので、最低でも補償費用は1,000万円以上がおすすめです。
人や物への賠償責任を補償する内容
海外旅行中、他人や物を傷つけ、賠償責任を負うことがあるかもしれません。
そんな時に補償してくれるのが、こちらになるんですよ。
海外旅行中に、持ち物の破損や盗難にあった場合、保険金が支払われます。
外国人が受ける、日本人の印象について考えると、私はこの補償があって良かったなって思いますよ。
いくら気を付けていても、無くしてしまう時もありますから。
日本なら家や近所を探せば出てくるかもしれませんが、海外旅行中だと探すのも難しいですよね。
でも、この保険に入っていれば、安心して旅行を楽しめますよ!!
海外旅行中の盗難事故件数年々増えており、持っていく物の金額や価値で保険金額を設定することがおすすめです。
ただし、保険金額を高額にしても、携行品は1つ10万円までと限度があるので注意して下さい。
出来るだけ、海外旅行に高いものは持っていかない方がいいかもしれませんね。
現地で購入できる物は、現地で揃えてみるのも良いですよ。
ちなみに、私は現地調達派ですね。
続いて、賠償責任保険についてお話しますよ。
意識の違いから、思わぬ損害賠償請求をされるケースもよく耳にします。
そんな時に対応できるのが、賠償責任保険なんですよ。
海外旅行中、偶然の事故により相手や物に損害を与え、賠償責任を負った時に保険金が支払われます。
保険料は比較的安いので、必ず付けたいですね!
クレーム大国なんて呼ばれる国もあるぐらいですし・・・

その他の補償内容について
例えば、妊娠中に海外旅行に行くことになった。
持病があるけど、症状が落ち着いたので、海外旅行へ行くことになったなど。
色々なケースがありますよね。

海外旅行保険の中には、妊娠初期の異常に対応できる保険や持病・既往症に対応できる保険があるんですよ。
これなら、妊娠中や持病のある方でも安心して、旅行へ行くことが出来ますよね。
普通の海外旅行保険では妊娠、出産に起因するものは補償されないことが多いです。
しかし、一部の保険会社の商品には妊娠初期(妊娠満22週未満)の異常を補償できるものもあるんですよ。
最近では、授かり結婚で新婚旅行で海外へ行く方が多いですし、意外と盲点かもしれないですね。
妊娠初期で海外旅行に行く方には、この特約が付帯された保険をおすすめします!
持病を持っている方も、通常の海外保険では、旅行先で悪化した場合の治療費は補償されません。
しかし、一部の保険には応急治療や救援費用補償特約が付帯されているものもあるんです。
中には、300万円までの疾病治療費をカバーできるものもあるみたいですよ。

歯の治療に対しても補償してくれる保険がある
海外旅行中に、歯が抜けたり、治療中の歯が痛み出すなんてことが起こるかもしれません。
現地の美味しい料理を食べようと思ったのに、歯が痛くて堪能出来なかった。
そんなの悲しすぎますよね。
海外旅行保険の中では、歯の治療費を補償してくれる、歯科治療費用補償特約取扱保険というものもあるんです。
基本的な海外旅行保険では、歯の治療費用は補償されません。
しかし、虫歯などで急激な痛みや苦痛を一時的に緩和するための費用を補償する、緊急歯科治療費用特約が付いた保険もあるみたいです。
せっかくの海外旅行、虫歯ごときに邪魔されたくないですよね?
今の私ならこの特約をメインで探すことでしょう。
海外での歯の治療もケガや病気でかかる医療費と同じように、非常に高額です。
歯の治療中の方や、お子さんと海外旅行へ行く方は検討してみてくださいね。

簡単に調べただけで、これだけの保険内容が出てきました。
様々な希望に応えるため、日々新しい保険が誕生してます。
本当に必要な保険をしっかり把握することで、旅の充実が変わるかもしれません!
大変だと思いますが、旅に出る前に身の丈に合った保険を探しましょう。
まとめ
- 保険会社やクレジットカードについている付帯から、海外旅行保険に入ることが出来る
- 海外旅行保険に入るための、保険料の相場は約2,000円~10,000円
- 自分が行く国の医療費が、どれくらいなのか事前に確認し、入る保険を選ぶ
- プランの種類によって、補償される費用が変わる
- ケガや治療に備える基本的な補償内容から、歯の治療を補償してくれる内容もある
記事を書いて改めて必要性を認識することが出来ました。
楽しい海外旅行で、その先の人生計画に影響を与えてくれるのはとても良いことです。
でも、出来るだけ良い影響であってほしいですね。
人によって必要な保険は変わりますが、旅行の内容でも全然違うことを頭に入れておきましょう。
保険を検討する時は簡単に調べて、プロに相談することをおすすめしますよ。
何事にも経験と知識が一番です。
あなたの初めてはプロからしたら日常ですから☆
では、皆さん良い旅を!!