初めての海外旅行!!
行先も日程も決まって気分はるんるん♪
でも旅行先によっては、日本と異なり治安が良くない場所もありますから、貴重品の置き引きや盗難の被害に遭わないか、不安な気持ちもありますよね。
貴重品の中でも、命の次に大事と言われるのがパスポート。これがないと日本に帰れません!!
持ち歩いていて落としたり、盗難に遭ったりして無くさないか心配ですよね…。
そんな絶対に無くしたくないパスポートを、安全に携帯する方法を知って、安心して海外旅行を楽しみましょう♪
パスポートはどう管理したらいい?
もしも滞在先でパスポートを無くしてしまったら、そのままでは日本に帰ることができません。
現地警察への紛失届手続きや在外公館(大使館)での書類手続きなど、面倒な手続きに追われ、せかっくの楽しい旅行が台無しに…。
そうならないために、安全なパスポートの管理方法を一緒に考えていきましょう♪
100%安全は無理!?
まず最初に言っておきたいのですが、海外旅行中に貴重品を100%安全に管理する方法はありません!
・・・なんて言われると、
「え!?海外ってそんなに治安悪いの!?」
「それじゃ怖くて全然安心して旅行を楽しめない…。」
と思いますよね。
実は、海外に限らず貴重品を100%安全に管理するなんて日本でもできません。
治安が良いと言われる日本でも、警視庁によると平成29年の盗難被害は9万件あったとされています。
でも皆さんおびえて暮らしてはいないですよね。(笑)
例えば、通帳の管理方法も金庫に入れたり、棚の奥に入れたり、自分が「これなら大丈夫だろう」と思える方法で管理しています。
海外旅行中のパスポートの管理も同じです。
自分が納得できる方法で管理すれば、安心して旅行を楽しむことができますよ♪
携帯するのが1番安心できる
パスポートの1番安心できる管理方法は、携帯して肌身離さず持ち歩くという方法です。
携帯する以外には、ホテルのフロントに預けたり、部屋の金庫に入れておいたりすることもできます。
ですがホテルによってはフロントの管理や部屋の金庫が信用できないというところも…。
金庫が部屋にないホテルもありますからね。
滞在中は唯一の身分証明書になるのがパスポートです。
免税店での買い物やお酒を買うときに必要になることもあります。


それでは具体的にどうやって持ち歩くか考えてみましょう。
もう迷わない!パスポートの携帯方法をご紹介
「よし、パスポートは肌身離さず自分の目でしっかり見張っておくぞ!」
と思っても…、
斜め掛けバッグ、ウエストポーチ、首掛けポーチ、腰巻ベルト、いっそポケット?
どうすればいいのか悩んでしまいますよね。
それぞれの携帯方法の特徴を紹介していくので、参考にして下さい♪
斜め掛けバッグ
「パスポートや貴重品を他の荷物と別のかばんで持つと、移動の電車やタクシー、お店の中に置き忘れてしまいそう…」
と心配なあなたには、荷物を1つにまとめられる斜め掛けバッグがおすすめです!
注意するバッグが1つだけで済むのは気が楽ですよね。
荷物がたくさんあって、何か置き忘れてしまう心配もありません。
ただし、失う時は全てを失います。(笑)
ですがジャケットやコートの中で肩にかけて、体の前に持っておけば、そう簡単にバッグごととられる心配はありません!
斜め掛けバッグのメリット・デメリットはこちらです。
- たくさん入り荷物が1つになる
- どんな服装にも合わせられる
- 普段使っているものが使える
- 失う時は全部失う
- 肩が疲れる
斜め掛けバッグを選ぶ際は、ファスナーなどで口がちゃんと閉まるものにしましょう!
口が開いていると、気づかないうちにスリに合ったり、落としてしまったりする可能性が高くなり危険です。
パスポートや財布も出し入れが楽だからと外側のポケットに入れてしまいたくなりますが、ちゃんと内側のポケットに入れて、スリや落下を防げるようにしましょう。
こちらのバッグはシンプルなデザインでどんな服装にもピッタリ♪
カラーもブラック・グレー・ブルー・の3種類から選べるのでコーディネートしやすそうです。
内と外のポケットどちらにもファスナーがついてるのもうれしいところですね。
スキミング防止機能もついてるので安心です♪

ウエストポーチ(セキュリティポーチ)
旅行先ではおしゃれな写真もたくさん撮りたいですよね!
ウエストポーチは、腰に巻き付けておけるから両手が空き、カメラやスマホで写真を撮る時なども便利です。
コートなど服で覆うこともできるので窃盗やスリの可能性も下げることができます。
容量は小さいので観光の際は、別にもう1つバッグを持たなければならないと思いますが、その分他の荷物とごちゃごちゃせず、パスポートや貴重品の出し入れはしやすいです!
薄着でも安全に貴重品を身につけられるので、自然の中へ足を運ぶような旅行に向いてると言えます!
逆にお洒落な街で身につけるのはあまり向いていなかもしれません…。
ウエストポーチのメリット・デメリットはこちらです。
- 身軽で動きやすい
- サイズによっては服の中に隠すことも可能
- 中身の出し入れが簡単
- 肩が疲れない
- ファッションとして合わせにくいときがある
- 容量は少なめ
- いかにも貴重品が入ってそう
中身の出し入れも楽に行えて、体から離れないので置き忘れる心配も無し。
ただし、いかにも貴重品が入っていそうなので狙われやすいという意見も多いです。
東京発のブランドでスタイリッシュなデザインが魅力的です。
ウエストポーチですが、肩から斜めにかけるのがお洒落で人気があるようですよ♪
もちろん口にはチャックもついていますし、スキミング防止機能もついています。

首掛けポーチ・腰巻ベルト(セキュリティポーチ)
海外旅行でパスポートを持ち歩く際の防犯効果の高いバッグとしてよく言われるのがセキュリティポーチです。
うん、名前の通りですね。(笑)
Tシャツなど薄い服の中にも隠しておけるので、パスポートなどの貴重品を持ち歩くのが不安!という方におすすめです。
首掛けポーチと腰巻ベルトのメリット・デメリットはこちらです。
- 服の中にしまえる
- 目を付けられにくい
- 容量は少なめ
- 中身の出し入れはしにくい
服の中にしまうのでいちいち出すのは面倒です。
その分盗難されにくいということでもあるので、防犯効果は高いです!
このタイプの場合は、頻繁に使うもの(スマホ、カード)は一緒に入れないことでパスポートが人目につく機会をほとんど無くすことができます!
こちらはコンパクトなサイズ感で服の中にしまっても目立ちづらい首掛けポーチになります。
スキミング防止機能もついていて盗難防止にもってこいです!
こちらは薄型で身につけやすい腰巻タイプのセキュリティポーチです。
体側の生地はメッシュ生地になっているので暑くても快適です!
もちろんスキミング防止機能も。

服のポケット
これは防犯の観点からはあまりオススメできないのですが、荷物は極力持ちたくない!身軽な状態で街歩きしたい!という方は、服のポケットに入れるという方法もありますよ。
- 完全に手ぶら
- 出し入れが簡単
- 何も持ってなさそうに見えるかも?
- 容量はかなり少ない
- スリにとられやすい
う~ん・・・。やっぱりスリにとられやすそうだし、あまりオススメできません。
どうしてもポケットに入れたい!という方はチャック付きのポケットなら落としたり抜き取られたりという心配も減りますが、やはりおすすめはできません。

チャック付きのポケットで完全に手ぶらで楽しむのにいいね!
パスポートを携帯するときの注意点


少しの工夫と意識で被害を未然に防ぎましょう♪
チャックに鍵をかける
バッグを肌身離さず持っていても、一瞬目を離したすきに中身だけ抜き取られてしまうことも!
それを防ぐためには、南京錠などをつけておくのがお勧めです。
南京錠がついてると「盗難を警戒している」というアピールにもなり、
それだけで防犯効果がぐっと高まります。
人が多いところではバッグの持ち方に要注意!
電車の中や改札、土産物売り場など人混みの中では要注意です。
人との体の接触が多くなりその隙を狙われる可能性が高いです。
逆に人が少ない夜道なども危ないので、少人数で出歩かないよう注意が必要です。
荷物は体の前で抱えるなどしてしっかり警戒しておきましょう。
さらにジャケットやコートの中で斜め掛けにしておくと、バッグを丸ごとひったくられたり、カッターでバッグを裂かれて財布を抜き取られたりといったことのほとんどを防ぐことができます。
貴重品とバッグをチェーンでつなぐ
「用心していても落としてしまったり、スリに遭ってしまわないか心配…。」
より安心して旅行を楽しむために、パスポートや財布をバッグのファスナーとチェーンでつないでおきましょう!
チェーンでつないでおけば、万が一バッグから落ちたり、スリに取られそうになったりしても大丈夫です。
チェーンはカッターなどで切られてしまうこともないので、バッグごと盗られてしまうことだけ注意しておけば、貴重品が盗まれるのを防止できます!
バッグの機能も重視!
海外旅行中はクレジットカードを利用することも多いですよね。
パスポートだけでなくクレジットカードもバッグに一緒に入れておくなら、スキミング防止機能がついてるものがお勧めです。
スキミングとは、近くから電波を利用して近くからカード情報を抜き取る犯罪行為のことで、不正に利用されてしまう恐れがあります。
それ以外にも防水のものや丈夫な生地のものを選んでぶことで、パスポートが雨に濡れることやカッターでバッグを破られて中身をとられる事態を防ぐことができます。
一番大事なこと
一番大事なことは、どんな時も油断しないこと!
スリなどの盗難は、観光客が狙われやすいと言われています。
それは観光に夢中で荷物に注意が向いていなかったり、旅の疲れでぼーっとしていたり、警戒心が薄くなっているからだと考えられます。
どんな時も油断せず周囲に注意を払っておくことで、スリなどで狙われる対象から外れるようにしていきましょう!
いろんなセキュリティ対策を紹介してきましたが、あなたの警戒心が一番のセキュリティになります。
万が一のために必要なこと
それでも万が一何かあった場合のために、パスポートのコピーをとっておきましょう!
パスポートを部屋の金庫などに入れてしまうと身分証になるものが無くなってしまうので心配です。
また、パスポートが無くなってしまった場合の手続きにも身分証明書が必要なので、顔写真のページを見開きでコピーしておくと、手続きもスムーズに行えます。
コピーすらも無くしてしまうなんていう最悪の事態を考えて、パスポートの顔写真があるページのみ開きを写真で撮って、クラウド上に保存しておくのも一つの手です。
もしもスマホなども一緒に無くしてしまってもインターネットに接続できる場所に行けば、クラウド上でパスポート情報を引き出すことができます。
戸籍謄本もPDFでクラウド上に保存しておくと、大使館でのパスポートの再発行などの手続きもよりスムーズに行うことができるのでおすすめです。
まとめ
- バッグを一つにまとめたい方は斜め掛けがおすすめ
- 自然の中などアクティブな旅行にはウエストポーチが便利
- 高い防犯機能を持つバッグはセキュリティポーチ
- 荷物は体の前で抱えて持つ。
- 鍵やチェーンで防犯効果UP!常に周囲に警戒を
- 万が一に備えてパスポートのコピーを
貴重品の紛失や盗難に遭う可能性は誰にでもあります。
「私は大丈夫!」と根拠のない自信で旅行に行くより、「狙われるのは自分かもしれない」と考えて備えておくほうが賢いですよね。
旅行先や旅の計画に合わせて自分の納得のいくパスポートの携帯方法を考えて、安心して楽しいバカンスにしましょう♪